最近になって、ペットとして飼われ始めたハリネズミは「ヨツユビハリネズミ」という種類でかわいらしい、20センチくらいのサイズに成長します。
そんな、ハリネズミのおなかを見たことがありますか?
ハリネズミのおなかは、背中にあるような針はなく、むしろプニプニしており皮膚もあまり強くありません。
ですのでペットヒーターの上に長時間いたり、お風呂に入れただけでも低温やけどを起こしてしまう危険があるんです。
今回は、ハリネズミが低温やけどしたとき「どう処置すべきか」低温やけどを防ぐコツなどを、はさみながら書いていこうと思います。
ハリネズミの低温やけど!処置のしかたは?
ハリネズミは、暑さや寒さに弱い生き物なので温度管理が必須となります。
室温は大体25度から30度程度に保ちます。
20度以下にしてしまうと、冬眠に入ってしまいますので必ず適温を守ってください。
寒い時期に温度管理として、ペットヒーターや汚れたときにお風呂、乾かすためにドライヤーなどを使うことがあると思いますが、それが原因となり低温やけどをしてしまうことがあります。
低温やけどの症状は、普通のやけどと違い重症化しやすい傾向にあることです。
それは皮膚の内のほうから、時間をかけじっくり温度が上がってしまいダメージが大きくなるからです。
低温やけどを防ぐには?
ペットヒーターを使う必要があるなら、タオルなどで包んでワンクッション置くようにしてあげてください。
お風呂は、高温にならないように気をつけぬるま湯でサッと洗いますが、入浴自体ストレスになるので汚れや臭いがひどい時だけ入れましょう。
ドライヤーは言うまでもないと思いますが、熱いのでできれば避けたいです。
音も大きいですし、ハリネズミが怖がる可能性もあります。
病院では?
低温やけどの治療には、炎症や傷口からの感染予防として抗炎症剤や、抗生物質が処方されることが多いようです。
地方の病院では、ハリネズミを扱えない獣医さんもいらっしゃるので、先に扱いがあるかを確認しておきましょう。
また病院によっては、電話で応急処置のやり方を教えてもらえます。
獣医さんの指示に従ってください。
まとめ
低温やけどが原因となり、感染症や食欲不振になってしまう個体もいます。
ほんの小さなやけどに見えるかもしれませんが、ハリネズミ自身からしたら大やけどかもしれません。