日本で飼えるハリネズミの種類は「ヨツユビハリネズミ」という種類しかいません。
つぶらな瞳やしぐさがかわいく、動画やSNSなどを通じて話題となり、最近ペットとしての人気がではじめ飼われるかたも現在多くいます。
ですがペットとしての歴史は浅く、まだまだ謎が多く原因不明な病気もあります。
そんな人気急上昇中のハリネズミですが、生き物なので病気になります。
ハリネズミの背中がぶるぶる、またはビクビクと痙攣するのは怖い病気のサインかもしれません。
しかし震えや痙攣には心配なケースと心配がないケースがあるので、今回はそれを紹介したいと思います。
ハリネズミの背中!痙攣するのはなぜ?
心配なケース
もしかしたら病気かもしれません。
考えられるのは「ふらつき症候群」という死亡率が高い病気です。
ふらつき症候群になると、後ろ足を引きずりだしいずれ全身が動かなくなります。
食事が自力で取れなくなり、排泄困難に陥り最終的に2年経たず亡くなってしまう病気です。
現在原因不明の病気で、症状を遅らせることはできても治すことはできません。
ふらつき症候群は、非常に怖い病気ですのでもし痙攣や後ろ足を引きずるようならば、獣医さんに見てもらうためにその様子を撮影し、早いうちに動物病院に連れていきましょう。
地方の病院では、ハリネズミが扱えないことがあるので、扱える動物病院を事前に確認しておきましょう。
または低体温で、がくがくと震えているのかもしれません。
ハリネズミは寒さに弱く、デリケートな性格をしているため温度管理をしっかりしなければ、低体温症という病気に陥ることがあります。
ただし温度管理をする際に、低温やけどを起こすことがあるため、ペットヒーターなどの扱いには十分注意をしてください。
比較的心配がいらないケース
ただ震えているだけの可能性があります。
特に食後などに体が温まり、かゆくなり震えていることもあります。
ハリネズミは体を震わせることがよくあるので、病気と決めつけるのは早計ですが震えが長引く場合や、明らかに元気がないなどの症状があれば病気の可能性があります。
まとめ
背中がぶるぶると震えたら、ふらつき症候群という恐ろしい病気のサインかもしれません。
サインを見逃さないように、普段からよく観察しておきましょう。
食後などに震えるならば、体が温まりかゆくなっているだけかも知れません。