ハンミョウは昆虫ですが、光沢のある見た目の色鮮やかさにひかれ、飼育を楽しんでいる人も多いと聞きます。
ハンミョウ自体、飼育が難しいと言われていますが、幼虫の飼育についてはどうなのでしょうか。
また、幼虫を育てることは可能なのでしょうか。
幼虫の飼育の仕方や幼虫に与える餌は何を用意すれば良いのか、調べてみましょう。
ハンミョウの幼虫の飼育方法とは?
まずハンミョウの幼虫の飼育についてですが、幼虫を捕まえてから飼育を始めたい方は、まずはハンミョウが生息しているところに行き、幼虫の巣穴を探しましょう。
巣穴を見つけたら、その見つけた巣穴に草の茎などを入れます。
そうすると幼虫が茎をつたって登ってくるので、近づいてきたら引き上げましょう。
この時に、幼虫が傷つかないように注意してください。
無理やり茎を入れないように気をつけましょう。
飼っているハンミョウが産卵をして幼虫が生まれた場合はどうでしょうか。
産卵は土の中に行いますので、必ず飼育用のケースの中には、土を10センチくらいしきつめておきます。
親のハンミョウが幼虫が土を掘りやすい場所を探して産卵を行うため、産卵しやすい土にしておくことがとても大切です。
また、ハンミョウはもともと湿った土に住んでいるので、土は常に霧吹きなどで湿らせるように注意をしてあげてください。
幼虫が複数いる時は、巣穴がぶつかってしまうとどちらかが食べられてしまうので、ぶつからないように、あらかじめスペースを確保しておきます。
少し大きくなると、個別飼育をすることも可能です。
コップなどの入れ物に土を移してから幼虫を置いておくと、自ら巣穴を作ります。
ハンミョウの幼虫の餌は何?
幼虫の餌については、アリやコオロギなどの大人のハンミョウが食べるものと同じものを食べます。
しかし、餌の捕り方が違っていて、大人のハンミョウは地上で捕食するのに対し、幼虫は巣穴に潜んだまま、巣穴に近づいた獲物を引きずり込んで捕獲します。
幼虫は巣穴のあたりでしか行動できないようです。
まとめ
ハンミョウの幼虫の飼育について、おわかりいただけましたでしょうか。
事前に知識を持っておくことで、難しい飼育も可能になります。
事前に調べて、立派なハンミョウに飼育していきましょう。