たぬきの金玉はとても大きい、というのは本当でしょうか?

替え歌の影響が大きいかと思われますが、実際の大きさはどれぐらいなのでしょうか?

本当のところ、調べてみました!

たぬき 金玉 なぜ

たぬきの金玉はなぜ大きいと言われるのか?

実はたぬきの金玉の大きさは「銀杏程度」なのです。

では、どうしてそんな歌や言葉が出るようになったのか?

これは、江戸時代の金箔を作る職人の間から生まれました。

職人が金の粒を叩いて延ばすときに、「狸の毛皮で包んで叩くとよく延びる」と言いました。

どのくらい延びるのかと言うと、金一匁(3.75g)が、8畳の大きさまで延びるとしたことから、「狸の金玉八畳敷き」という言葉が出来ました。

物が大きく広がるさまの例え。

信楽焼が有名になり、縁起が良いとされ狸は「金の象徴であり、富と福を呼ぶシンボル」との認識で広がりました。

しかし、この信楽焼のたぬきの金袋の意味としては「金銭の運用は大事に」ということです。

きっと、金をかけて大きければ大きいほどに、金運が上がるという意図だったのだと考えられます。

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たぬきの歌の金玉にはどんな意味があるの?

一度は、耳にしたことがある歌ではないでしょうか?

たんたんたぬきの金玉は 風もないのにぶーらぶら

それをみていた子だぬきも 親のまねしてぶーらぶら

それをみていた親だぬき おなかを抱えて わっはっは

このメロディーは、電気屋さんのテーマソングとしても使われているので、メロディーは特に耳に残っていませんか?

原曲はなんと、「賛美歌」です。

聖歌687番:新聖歌475番 Shall We Gather at the River

邦題は「まもなくかなたの」

1864年にアメリカで発表された賛美歌です。

歌詞の内容は、新約聖書、ヨハネの黙示録第22章で預言されている「新しいエルサレム」での再会を期待するもの。

そのため、葬儀の場で歌われることもあります。

たぬきの替え歌は、地域によって歌詞が違うことがありますが、出だしは同じ。

たんたんたぬきの金時計、というものもあり、もしかしたらここから始まり、どこかで変わったのかもしれませんね。

まとめ

まさかの賛美歌に驚きですね!

それにしても、たぬきのその歌詞をのせるのはどうなのかと、知ると思ってしまいます。

このおかげで、賛美歌に入りやすいような気もするので良いことかもしれませんね。

機会があれば、是非聴いてみてくださいね。

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