病気になるのは、私たち人間だけではありません。
人間と同じように、動物たちも病気にかかるのです。
今回注目していく動物はタヌキです。
タヌキも病気にかかります。
タヌキがかかる病気として有名なのは、疥癬(かいせん)という病気になります。
疥癬とは、一体どのような病気なのでしょうか?
詳しくみていきましょう。
タヌキがかかる病気である疥癬について!
今回紹介していく病気である疥癬、こちらはダニの一種であるヒゼンダニが原因で起こる皮膚の病気です。
ヒゼンダニが皮膚に寄生して、腹部、頭部、胸部といった体の部分が痒くなってしまいます。
ただ痒くなってしまうだけならまだいいものの、症状によっては毛が抜け落ちてしまうこともあります。
この疥癬にかかってしまうタヌキが、非常に多いと言われています。
「野生のタヌキを目撃したのですが、そのときに見たタヌキの胴体の毛が抜け落ちており、象のような皮膚になっていた」
このような目撃情報がありました。
この胴体の皮膚が、抜け落ちてしまった状態こそが今回紹介している病気、疥癬です。
このタヌキを目撃した方は、年に数回この疥癬に感染したタヌキを目撃したんだそうです。
目撃したタヌキが疥癬に感染していた場合、あなたはどうしますか?
「なんとかしてやりたい」と思う方が居るかもしれません。
「かわいそう」だと思うあなたは心優しい人です。
しかしタヌキは野生動物であるため、保護はしないで下さい。
どのような状態であったとしても、野生動物を保護することは鳥獣保護法という法律により、禁止されています。
かわいそうではありますが、疥癬に感染したタヌキを見かけてもそっとしておいて下さい。
まとめ
今回はタヌキがかかる病気である、疥癬について紹介していきました。
- 疥癬はタヌキがかかる強い皮膚病である
- 腹部や胸部、頭部といった部分にかゆみを伴い、毛が抜けてしまうことも
- 毛が抜けて象のような皮膚になってしまったタヌキが目撃されている
- 疥癬に感染しているタヌキを見ても保護はしないように
疥癬という病気について、知ってもらうことができたでしょうか。
このように、野生動物たちも病気に感染していきます。
見かけてもそっと見守って下さい。
野生動物に人間が近付き、手を出すことが法律で禁止されていますので注意して下さい。