ハリネズミがかかりやすい「ダニ症」ですが、ダニは人間の肉眼では確認できませんので、ダニがハリネズミについているかどうかは、ぱっと見で判断することができません。
ハリネズミをダニから守るためにも、ダニ症になっているかどうかは見分けたいものです。
そんなダニ症の見分け方と、病院での検査方法についてまとめました。
ハリネズミのダニ症の見分け方とは?
ダニ症に感染すると、針の付け根にフケが見られます。
また激しいかゆみや脱毛、針が抜けるなどの症状が出ます。
ここからさらに悪化すると、ハリネズミに元気がなくなり食欲も落ちて行っていしまいます。
ハリネズミが頻繁に体を掻いたり、針がよく抜け落ちるなどがあったら、ダニ症に感染しているかもしれません。
ハリネズミに寄生しているダニは、「ヒゼンダニ」というダニで皮膚にトンネルを掘り、そこで産卵や孵化をし成虫になる。
というサイクルを、1週間~2週間くらいのサイクルで行っています。
またこのダニの他にも種類があります。
ハリネズミのダニ症の検査方法は?
ハリネズミが、ダニ症にかかるとかゆみのストレスから餌を食べなくなり、最悪亡くなってしまう可能性もありますので、必ず検査をしましょう。
ダニ症かどうかを見極めるのには、病院での検査が有効です。
ダニの検査方法は色々あり、その中のひとつに顕微鏡を使ってダニがいるかどうかを見る方法があります。
他にも、背中を棒のようなものでこするという方法もあります。
ダニ症に感染していた場合は、薬などで治して行きます。
犬猫の動物病院でも見てくれるところはあるようですが、なるべく専門知識のある病院で見てもらいましょう。
まとめ
ダニ症は、ハリネズミが非常にかかりやすい病気なので、少しでも疑いがあれば見てもらうことをお勧めします。
中には、検査で麻酔を使って見る病院もあるようです。
検査する場所は、針や耳などのようです。
またフケなどのダニ症の症状が出ていても、ダニが見つからないという場合もあるので、その時はまた別のものが原因と思われます。
また人には寄生しないようですが、ハリネズミに付いているダニにアレルギー反応を起こすこともあるので、ハウスダストやダニ、ホコリに弱い方は注意しましょう。