タヌキが感染すると言われている病気、疥癬。
疥癬は強い皮膚病であるため、自然治癒は不可能であると言われています。
疥癬に感染してしまった場合、治療をするしか治癒する方法はないのですが、どのように治療していくのでしょうか。
タヌキが疥癬に感染した場合の治療は？
タヌキが疥癬に感染してしまった場合、動物病院などの専門の機関で治療を行う必要があります。
動物病院など、専門の機関でどのように治療していくのかといいますと、疥癬はヒゼンダニが皮膚に寄生することによって起こる皮膚病となりますので、ヒゼンダニを取り除いていきます。
ヒゼンダニをどのようにして取り除いていくのか、使用するのは注射器です。
ダニによく効く薬があるのですが、その薬を注射器にて体に打っていきます。
薬をして治療していくのですが、1度薬を与えて終了なのではなく、10日～14日間隔で2～3回は薬を与えていく必要があります。
よほどひどい疥癬でない限り、2～3回の投薬できれいに完治するようです。（もちろん個体差はあります）
このダニによく効く薬とは一体どのような薬であるのか、次で見ていきます。
タヌキが疥癬に感染してしまった場合に使用する薬は？
ダニによく効く薬を、注射器に入れ打っていくことで治療を行っていきます、と先ほど紹介していきました。
ではこのダニによく効く薬についてですが、薬の名前はイベルメクチンといいます。
イベルメクチンは、寄生したダニを駆除する効果があると言われています。
イベルメクチンには、注射器の他にも錠剤や液剤、塗り薬タイプもあります。
薬は飲まない、塗り薬は塗ったあとに自分で舐めてしまう可能性も考えられるため、注射器にて投薬する方が確実であると言えるのではないでしょうか。
まとめ
疥癬に感染した、タヌキの治療方法について紹介していきました。
- 薬を投薬し治療していく
- 薬を10日～14日間隔で2～3回投薬し治療していく
- 注射器に入れ打ったり薬を飲ませたり、皮膚に塗ったりして治療していく
治療方法について知ることができましたね。
自然治癒できない理由が、分かったのではないでしょうか。
自然治癒できませんが、野生動物を保護して治療することは法律で禁止されています。
善意のつもりが、生態系のバランスを崩してしまうことになりかねませんので、保護して治療はしないで下さい。
