密林の王者、虎の牙はよくお守りとして売られています。
高価なものでは、数万円もするものまであります。
でも、お店で売られている牙の長さは様々です。
いったい虎の牙は、大きいものではどのくらいあって、他の動物の牙と比べて何がいいのか？
それを探っていきたいと思います。
虎はどのくらい牙が長いの？
虎はライオンよりも長い牙をもっています。
虎にも亜種が様々ありますが、最大の亜種であるアムールトラ（シベリアトラ）は最大最強のネコ科とも言われており、その主にシカやイノシシを捕食しますが、時としてヒグマまでも捕食することがあります。
体長は2.5ｍにもなり、体重は大きいものでは450㎏もなるものもいます。
虎の牙の長さは一般的に70㎜といわれているので、シベリアトラの牙はきっとそれを越すことでしょう。
ちなみに顎の力は、人間の4倍もあるそうです。
大きな体格、長い牙、強い顎があればネコ科最強と言われる所以がわかります。
さて、虎の牙はよくお守りとして使われています。
大きさは一概に言えるものではなく、また形も生々しい原型をとどめたものから、とてもきれいに加工されたものまで、実に様々です。
値段も様々です。
どこの部位の歯かによっても、値段が異なるのでしょう。
なぜ虎の牙が、お守りとして使われるようになったのでしょう？
それは虎だけではないのですが、猛獣と同じ生活圏内の人からしたら、それはそれは猛獣の武器である牙や爪などは脅威であり、またそれを身に着けることによって、その猛獣の力を借りたというように信じられたことから、敬意を払われて大切にされてきたのだそうです。
そしてトラの生息地の一つタイでは、虎の牙や歯は金運や開運アップのお守りとして親しまれているそうです。
その他にも行動力が高まるとか、自信がつく、厄除けになる、仕事運がアップするといった効果も信じられているそうです。
日本でも数百円から数万円もするものが、インターネットでも購入することができるそうです。
まとめ
虎の牙が、お守りとして効果があるかどうかはわかりませんが、古くから特に虎の生息地に生活している人にとっては、怖い存在である一方、憧憬していたことからお守りとなったのでしょう。
