当然のことですが、カナブンも幼虫期を経て、成虫になります。
緑色で光沢のある、美しい昆虫の中のひとつですよね。
そこで、カナブンが成虫になったら、どのようにして飼えばいいのか、皆さまご存知でしょうか?
餌は何を与えれば良いのか、どのような環境を好むのかなど、ここで紹介させていただきたいと思います!
カナブンの成虫の飼い方!
カナブンの成虫の飼い方について説明いたします。
カナブンはカブトムシと同じ飼育方法でいいのです!
必要なものとして、まずは昆虫マットです。
なるべく発酵しているものが良いとされています。
また、朽木や木片があるとなおGOOD!
カナブンは、基本的に樹木の上で日常生活を送っています。
ですので、朽木や木片があると再現されてカナブンも喜びます。
ここまで用意できれば、次は環境。
温度や湿度について、知っておく必要がありますね。
カナブンは乾燥したところを好む特徴があります。
霧吹き等で適宜、湿らせておく程度で十分です。
また適温としては20℃〜25℃が望ましいです。
また、注意することとして、本当に捕まえた虫がカナブンかどうかの確認が必要です。
見た目が似ている昆虫で「コガネムシ」がありますね。
見た目がそっくりでもカナブンとコガネムシの生活スタイルは全く違います。
それは次に解説する餌にも関係してきます。
カナブンを飼育するにあたっての餌について!
もうひとつ、重要なのが餌選びです。
カナブンはカブトムシの生活スタイルに似ていることから・・・そこでピンと来る方もいらっしゃるでしょう。
昆虫ゼリーが最もメジャーな餌だと言えるでしょう。
カナブンは蜜などの、糖分を豊富に含むものを非常に好みます。
自然界に生息するカナブンは樹液を主な餌としているぐらいですからね。
昆虫ゼリー以外には、バナナやリンゴなどの果物の皮などを与えてあげるのもオススメです。
メスで産卵期になると動物性のタンパク質を欲しがる傾向にあるそうです。
ヨーグルトなどをあげてもいいかもしれませんね。
ご参考までに。
ですが、糖分を豊富に含んでいるからといって、水分が多いものは好まないそうですよ。
例えば、スイカや砂糖水ですね。
尿の量も増え、カナブンの餌には不向きだそうです。
結構難しいですね。
しっかり知識をつけた上で飼育してあげないとカナブンも可哀想です。
ちなみにコガネムシの餌は葉っぱです。
よく農作物の葉っぱを食べるので害虫として知られています。
まとめ
今回はカナブンの成虫の飼い方、餌について解説させていただきました。
カブトムシと同じ要領でOKなので、特殊なことはしなくて良さそうですね。
環境と餌に注意して、美しいカナブンを育ててあげてくださいね。