緑の光沢がある昆虫でお馴染みのカナブン。
カナブンにももちろん、寿命があります。
セミなんて成虫になってから1週間程度で寿命を迎えるなんてよく耳にしますよね。
すごく短いと思いませんか?
そこで、カナブンはどれくらいで寿命を迎えるのか、気になりますよね。
予想してみてください。
ここではカナブンが成虫になってから、一体どれくらいで寿命を迎えてしまうのかについて他の昆虫と比較しながら、解説していきたいと思います。
カナブンの成虫の平均寿命は?
カナブンが成虫になってからの寿命は平均で1か月と言われています。
セミの平均よりかは長いかもしれませんが、非常に短命です。
また、カナブンは冬を越すことができない昆虫でもあります。
冬眠もできません。
ということは、当然ですが活動できるのは、暖かいシーズンだけなのです。
話題から少しずれるかもしれませんが、カナブンの主な生息地は本州、四国、九州です。
筆者も北海道にはいないのかな?
と疑問に思ったことがありました。
例外を除き、寒い気候である北海道には、多く生息していないようです。
カナブンは寒さに弱い特徴を持つ昆虫ですので、非常に納得させられました!
そのため、幼虫からの寿命も合わせると、寒い時期を除いた8か月から10か月ほど。
例外はありません。
最長で10か月だとご認識くださいね。
10か月を越して生きることができるカナブンは見かけられないそうです。
また、環境が悪条件だったりすると、もっと寿命が短くなることだってあるそうです。
デリケートな昆虫だと思いませんか?
あんなにキレイな光沢を持っているからこそ、デリケートなのでしょうか?
それでも、なんだかすごくもったいない気がしてなりません。
ちなみに他の代表的な昆虫の平均寿命と比較してみましょう。
飼育方法がほとんど同じであるカブトムシはどうでしょうか?
成虫になってから最長3か月生きることができるみたいです。
カナブンに比べればかなり長いんですね。
なんと!クワガタは、半年以上生きられるものがほとんどでした。
同じ昆虫でもここまで差があることに驚きますね。
まとめ
今回はカナブンの平均寿命について解説いたしました。
カナブン以外の代表的な昆虫とも比較させていただきましたが、その中でもとっても短命の昆虫でしたね。
びっくりです。
成虫だけではなんと1か月。
マイナーではありますが、あんなにキレイな昆虫が生きられる期間には制限があるのです。
人間界では考えられない短さですね。