独特な臭いがあり、チーズが好きな中で好き嫌いがはっきりしているヤギのミルクで造られる「シェーブルチーズ」があります。
フランスでは、「シェーブルに始まって、シェーブルで終わる」と言われていて、消化しやすく人体に優しいシェーブルチーズは生まれたての赤ちゃんの離乳食やお年寄りの介護食でも使われています。
このシェーブルチーズで個性があるのはヤギのチーズの特有の香りだけでなく、形もいろいろで薪のような円筒から饅頭型、ピラミッドのような形もあります。
牛や羊などのミルクから造られるチーズは味わいや形も一線を画し、成分も異なっているから、「シェーブルチーズ」というカテゴリーとして分けられます。
ヤギのチーズの特徴といえば?
チーズの持つ風味は原材料であるミルクの影響をうけます。
ヤギの場合は、ブルーチーズやウォッシュチーズより、さらに独特な匂いを持つためここで好き嫌いに分かれるのです。
シェーブルチーズの匂いや酸味はヤギのミルクに多く含む脂肪酸から発生していて、ヤギは牧草などが存在していない環境でも、いろいろな植物を食べてしまうことに由来しています。
これがヤギのミルクの特徴的な風味の素となっていると考えられています。
ヤギのチーズの独特な発酵臭に慣れてしまえば他のチーズでは物足らないと思ってしまいます。
ヤギのチーズの味とその見た目は?
「濃厚」です。
好きな人ならおいしいと思いますが、多少抵抗感があると言われています。
世の中にはこういうチーズがあるのかと驚く人が多いと言われています。
ヤギのチーズが臭い理由は?
前述の通り、シェーブルチーズの独特な発酵臭は、ヤギのミルクに含まれる脂肪酸から発生するもので、これがヤギのミルクが持つ特徴的な風味のもとと考えられています。
青カビとかヤギのチーズは臭いし、不味いし苦手とういう人も多いようです。
フランスのナチュラルチーズは日本で有名なプロセスチーズに比べたら、とても強い匂いを放つものがたくさんあってその匂いに日本人が慣れていないというのも理由の一つです。
それは外国人が納豆の匂いに顔をゆがめるのと一緒といえます。
でも「チーズは臭いし不味いし苦手」と思う方もいるそうです。
まとめ
ヤギのチーズは独特な匂いがありますが、慣れていくうちにクセになりヤギのチーズは臭いし不味いという思いは薄れていくと思います。
どんな種類のチーズも挑戦していく事も大事だと思います。