ヤギは日本のどの地域に生息しているのだろうかと不思議に思う人も多いです。
確かにヤギがたくさん生息している地域というのはあまり聞いたことがありません。
実際にヤギは日本のどこを生息地としているのでしょうか?
歴史と共にまとめてみました。
日本にいるヤギの生息地
ヤギの生息地について調べてみると、シバヤギという長崎の五島列島を生息地とするヤギの情報を見つけることができます。
これは、元々この地域に生息していたヤギということではなく、この地域で品種改良され、そして野生化したということです。
元々は中国や朝鮮から渡ってきた動物です。
日本の野生ヤギが生息していた地域というのは歴史上無く、すべて外国から連れてこられたという記録のみが残されています。
シバヤギよりも小さいトカラヤギはトカラ列島に生息しています。
野生化しているヤギが生息している地域は大体この地域となっています。
生息地としては本当に狭い範囲に限られています。
その他にもハワイから連れてこられたヤギが野生化して小笠原諸島を生息地としていることも報告されています。
いずれにしても、温かい島に生息することが多いということです。
その他沖縄ではヤギの飼育が盛んに行われていますので、日本では小笠原諸島を除くのであれば、九州・沖縄を中心として生息しているという結論に達します。
まとめ
野生のヤギが日本には存在していなかったということですね。
ヤギは物語や絵本にも出てくるので日本にもいたのではないかと思いがちですが、実際は外国から来たヤギが野生化した地域が存在するだけということです。
現在でも、九州地方を中心に多く飼育されているということで、持ち込まれた地域では他の地域と比べるとさらにポピュラーな存在となっているということです。
世界中ではいろいろなところで生息しているヤギですが、意外と日本ではそこまで飼育に力がいれられていないですし、国土の広さの問題もあり、やはり野生として生息するには難しいということも関係しているのでしょう。