モフモフとした毛皮を身にまとっているうさぎ。

寒いのには強そうなイメージがあります。

実際、うさぎには、雪うさぎやホッキョクウサギといった種類のうさぎがいますが、このうさぎ達は極寒な地域で生活をしていたりします。

なんだやっぱり!

イメージ通りうさぎは寒さに強いんだね!

なんて思いますよね。

実は、そうじゃないんです。

寒さに強いうさぎもいれば、そうでないうさぎもいます。

ペットで飼ううさぎはどうなのか?

どうやら寒いのは苦手なようです。

そんなうさぎと過ごす寒い時期、寒い日について知っておきたいですね。

うさぎ ヒーター 必要 時期

うさぎにヒーターは必要?

うさぎは寒暖差に弱いので、冬のうさぎが快適に過ごせる温度として、寒くても20度まで暑くても24度までをキープしてあげて下さい。

昼間と夜の温度差があっても、うさぎにはストレスになり寒さで消化管の運動が止まってしまう「うっ滞」になるうさぎも多いようです。

そのため、家の中で過ごす際の温度を考える必要が出てきます。

隙間風が吹く場所、外気温の影響を受けるであろう場所を確認し、うさぎが最適に過ごせる場所を見つけたいですね。

また、夏や冬で空気の通りかたが変わりますので、ケージの近くに温湿度計を取り付けて目安として使用すると安心だと思います。

さてでは、寒時期が到来したら必ずうさぎ用のヒーターが必要かどうかというと、そうではありません。

室内環境の温湿度がしっかりと管理されているのであれば、寒い時期が来たからといって利用する必要は無いようです。

人とうさぎとでは快適に感じる温度に違いがありますので、うさぎにとって寒いとされる温度であれば使用してあげることをオススメいたします。

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うさぎにヒーターをどのように使用するのか、その時期とは

ヒーターを使用する時期ですが、だいたい10月半ばあたりから11月初めにかけてが良いとされます。

なぜなら、この時期に寒くて体調を崩すうさぎが多くみられるようです。

ただし、全てのうさぎをこれに当てはめる必要は個人的に無いと思ってます。

あくまで、自身の飼っているうさぎが寒そうにしているか、そうで無いか様子を見ながら使用することが大事です。

うさぎを寒さから守るのに必要な防寒アイテムが、いくつかあります。

それは、ケージ内に設置が出来るタイプのヒーターケージの外に置くタイプのヒーターなどです。

まずは、ゲージ内で使用出来る「ボードタイプ」のヒーターですが、これをうさぎの足元からポカポカと暖めてあげようと足元に引くように設置すると案外うさぎが警戒してなかなか乗ってくれないなんて事もあるようです。

この場合は、ケージ内の側面に立てかけて使用してあげると、寒いとヒーター側へ寄りうさぎが暖まり、暑くなりすぎると離れるといった行動がとりやすくなります。

これだけでは寒いという場合は、さらにケージに毛布や大きめのタオルをかけてあげるとさらに効果的です。

ケージの外に置くタイプだと「保温電球タイプ・遠赤外線タイプ」のヒーターがあります。

保温電球タイプは電球の熱で周囲の空気を温めてくれます。

このタイプのものは、うさぎが誤って触れてしまうと火傷をしてしまう危険性がありますので、うさぎが触ってしまわない場所に設置してあげることが大切になってきます。

また、狭いケージで利用すると、保温電球は周囲の空気全体を温めるため暑くなり過ぎてしまう事がありますので、注意をすることも忘れてはいけません。

遠赤外線タイプはケージ全体をじわじわと温めてくれます。

センサーによる温度感知でケージ内の温度を管理し、サーモスタット機能が搭載されておりますので、お仕事などで外出されている場合も安心して利用が出来ると思います。

まとめ

うさぎにも好き嫌いが個人差であります。

飼っているうさぎの性格にあったものを選ぶことが大事になってきます。

活発的なうさぎだと保温電球で火傷の不安になりますし、臆病なうさぎだと、ボードタイプに乗ってくれるか心配になります。

設置する際は、コードをかじってしまわないように注意して、うさぎに合ったものを購入してあげたいですね。

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