猿は世界中に、生息する生き物です。
森林で木登りをしながら、木の実を食べている様子を思い浮かべますよね!
今回はマレーシアという国に生息する、猿についてご紹介していきたいと思います。
マレーシアは熱帯に属する国で、森林や密林などがたくさんあり、自然の宝庫だと言えます。
そんなマレーシアにはどんな猿がいるのでしょうか?
マレーシアに生息する猿の種類について!
さて、マレーシアに生息する代表的な猿について解説していきます。
- オランウータン
よく耳にする、茶色いお馴染みの猿ですよね。
能力はチンパンジーに似ているそうです。
マレーシア語で、「森の人」を意味するといわれています。
オランウータンは、ほとんど木の上で生活しています。
地上に降りてくることは、極めて稀なんだとか。
マレーシアのボルネオ島に生息しています。
森林伐採や開発などの影響で、現在は激減してしまいました。
- テングサル
天狗のように鼻が垂れている猿です。
鼻が垂れているのは、オスのテングサルです。
聞いたことがある方も、いらっしゃるかと思います。
実はこのテングサルは、マレーシアのボルネオ島の固有種なのです!
他の地域では見ることができない、レアな猿なんですね。
マングローブに生息しているのですが、最近はマングローブの伐採等でオランウータン同様、激減してしまったようです・・・。
また、川も泳ぐ珍しい猿なのです。
一度は目で見てみたいですね。
- ブタオザル
マレーシア(ボルネオ島)に生息する、勇ましい雰囲気の猿です。
ブタオザルはマレーシアだけではなく、東南アジア全域に生息する猿なのです。
大きさはニホンザルと同じぐらいです。
好きな食べ物は木の実や果実、木の葉やキノコなどの植物性のものです。
ブタオザルも同様、森林伐採や開発などの影響で激減してきているようです。
紹介した3種の猿を含め、野生の猿は年々数が激減してきています。
近年、IUCN(国際自然保護連合)が調査に入っているようです。
※ちなみにIUCN(国際自然保護連合)とは、世界自然遺産を管理、調査をしているといった自然分野において重要な役割を果たしている機関のことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マレーシアの森林や密林にいる猿って、なかなか馴染みがないかと思いがちですが、中には聞いたことのあるものも存在するのですね。
何よりもこういった野生の猿や固有種の猿は、どんどん数が激減していっていることもわかりましたね。
猿の保護区も実際に存在するようです。