猿は世界中の森林や密林を中心に生息する動物です。

私たち人間と同じで、猿も国や地域によってまったく雰囲気が違います。

ちなみに、世界で猿は220種類も存在するようです。

今回は猿(以下、ニホンザル)と、キツネザルとオランウータンについてです。

どれも聞いたことも、見たこともある方が多いのではないでしょうか?

この3種類の猿の違いについて解説していきます!

 猿 キツネザル オランウータン 違い

キツネザルと猿の違いは?

まずは、キツネザルとニホンザルの違いについてです。

見た目や大きさが全然違うのは、お分かりかと思います。

生息しているところや、食べる餌に違いはあるのでしょうか?

  • 生息地

キツネザルは30種類ほどの総称で、マダガスカルに生息していることがほとんどです。

一部東南アジアなどに生息している種類もいます。

ニホンザルは名前の通り、日本に生息しています。

  • 食べるもの

キツネザルは固い皮に覆われた、木の葉を中心に食べます。

他には、昆虫、果実、花、樹液を食べるそうです。

ニホンザルは果実や昆虫、タケノコが好物です。

肉や魚は食べません。

森林に生息しているので、植物性のものを基本的に食べるところは似ていますね。

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オランウータンと猿の違いは?

次に、オランウータンとニホンザルの違いについてです。

こちらもキツネザル同様、生息しているところや食べる餌の違いなどについてまとめてみました。

言うまでもありませんが、見た目や大きさは全然違いますね。

  • 生息地

オランウータンは、アジアの熱帯地域にしか生息しておりません。

マレーシアのボルネオ島に、最も生息していると言われています。

ニホンザルは名前の通り、日本に生息しています。

  • 食べるもの

オランウータンは果実をメインに、木の葉、樹皮、昆虫を食べます。

熱帯地方の甘い果実が大好きです。

しかし、能力が高い動物ですので、果実が実る時期と実らない時期をきちんを把握して、食べることがわかっています。

ニホンザルが熱帯の果実を口にすることはありませんが、同じように植物性の食べ物(アクの強いものは除く)を好んで食べるので、似ている部分がありますね。

  • 種類の違い

ニホンザルなどの尾の長い猿はmonkey、オランウータンなどの尾の短い猿はape、と表記されます。

同じ猿でありながら、種類が違うのですね。

言われてみれば、オランウータンの方が人間に似ていますよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

やはり見た目は一目瞭然ですよね。

同じ猿の仲間であるからか、食べるものが植物性であることは似ていましたね。

生息する地域がまったく違うので、食べているものにかなり違いがありますが、果実や木の葉など、森林で見つかるものを食べているのは同じですね。

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