ニホンザルはよく耳にするお馴染みの猿ですよね。
顔が赤くて、温泉に入っているシーンや、人里に急に現れていたずらをするイメージが強いのではないでしょうか?
そんなニホンザルの生態は、ご存知でしょうか?
性格や好きな食べ物、行動パターンなど、ニホンザルの生態について解説していきます!
ニホンザルの生態や特徴について!
ニホンザルは動物の中でも、極めて学習能力が高いです。
生態や特徴についてまとめました。
- 生息地日本の広葉樹林
常緑広葉樹林、落葉広葉樹林に生息します。
北海道、沖縄には生息していません。
- 基本的に植物性のものを中心に食べる
肉や魚等の動物性のものは食べず、植物性のものが中心。
果物や虫やキノコが好物です。
植物性でも刺激のあるものは、食べないそうです。
- 集団で行動は早朝と夕方
明るい時間帯のみの行動で、夜間はまったく活動しないそうです。
雪が深いところだと、日中でも活動しないんだとか。
また、集団行動を取ることがわかっています。
この集団は主にメスとその子どもで、大人のオスがいることは稀です。
オスは大人になると、単独行動をするのです。
あまり知られていないかと思います。
- 集団行動において
集団行動することを大事にしているのがニホンザル。
いい土地を見つけたら、その土地を大切にします。(執着します)
ですが、群れ同士に何か乱れや不適を感じたら移動する臨機応変さもあるのです。
また、安全であるかを、最優先するそうです。
安全な場所を離れることをとても嫌います。
- 繁殖は秋から冬にかけて年1回、出産するのは春から夏
- 寿命は約20年
- 高い学習能力
冒頭でも述べましたが、学習能力は極めて高く、記憶力も抜群に優れています。
サツマイモをしっかり水で洗って、食べているところが発見されたそうです。
水で洗うという行為自体、かなり珍しいのではないでしょうか?
また、美味しい、食べられる食べ物が多いところ、身の危険を感じたところなどの、細かい情報も次々とインプットしていくのがニホンザルなのです。
- 五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)に関しては人間とほとんど変わらない
ニホンザルの生態や特徴は、人間と違う部分もありますが、動物の中では能力が高いことがわかりましたね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
人間とまったく違うのが、集団行動ですね。
普段は動物園などでしか見る機会がないニホンザルですが、野生ではこのような生態があるのですね。