鹿の子どもと言えば白い斑点があるというイメージですが、白い斑点は子供だけではなく大人の鹿にもあります。
白い斑点ができる時期は、毛から夏毛に代わり「鹿の子」模様と呼ばれています。
では鹿の大人と子供はどのように見分ける事ができるのかを紹介していきます。
鹿の大人と子供の見分け方
鹿の大人と子供を見分ける場合、毛で見分けるという人がいますが、それは少し違っているようです。
子供の鹿は斑点があり「バンビ」のイメージがありますが、大人の鹿も夏毛になると白い斑点、いわゆる鹿の子の模様が出てバンビ柄になります。
そうなるとどこで見分けたらよいのでしょうか。
オスの場合には角が生えてきます。
毎年春先になると自然に抜け落ち4月から新しい角が生えてきます。
産まれたばかりの年には角が生えません。
次の年になると小さな1本角が生えて1歳となります。
その翌年には1本角に枝が付き、2枝の角が出てきて2歳となります。
その次の年は1本角に枝が2本付き、3枝の角になり3歳。
その翌年は1本角に3本付き、4枝の角が付き4歳ということになります。
4歳以上になると枝は増えず角全体が大きく立派になります。
4歳以上のオスの年齢は角では判別する事ができないようです。
子供の鹿は、1歳になると親元を離れパートナーを探しはじめます。
人間と違い寿命も短いことから、大人になる時期は早くなるということが言えます。
メスは2歳になると出産する事ができ、妊娠期間は約230日だそうです。
鹿の子供と言える期間は約1年程度といってよいのではないでしょうか。
鹿の年齢を正確に調べる場合には、歯で調べる事ができるそうです。
まとめ
鹿の大人と子供を見分ける場合には、オスの場合には角で年齢を判別する事ができます。
角にある枝の数によって年齢が分かりますが、4歳以上になると正確なことは分かりません。
その他、歯で年齢を確認する事ができ、子供の鹿は1歳になると親元を離れ、パートナを探し大人の仲間入りをするようです。