鹿は色々なところで生息しています。
私たちにも身近な生き物ではないでしょうか。
そして、映画にも出ています。
一番有名な映画はバンビとい小鹿が主人公のものがありますよね。
1942年公開のアメリカ映画です。
一度は目にしたことがある方も多いかともいます。
そのぐらいアメリカでは鹿は身近な生き物なのでしょうか?
アメリカに鹿は生息しているの?どんな特徴があるの?
鹿は、世界中の森林のあるところを住処としています。
もちろん日本にも住んでおり、日本で鹿という場合はニホンジカをさすことが多いです。
古来より衣食住に大変重宝され、現在では工芸品やジビエとしても需要があります。
作品としても古くから親しまれる万葉集にも出てきますし、花札としても登場します。
その鹿ですが、もちろんアメリカにも生息しています。
有名なもので、北方に生息する偶蹄類でも最大級の動物でヘラジカがいます。
このヘラジカは主に中国東北部、アメリカ合衆国北部、エストニア、カナダ、スエーデン、ロシアなどに生息していて、
体長は240~310cm。肩高140~230cm。体重200~825kgです。
オスの成獣はヘラ(箆)のように平たい角を持つことが和名の由来となります。
角は大きく最大で200cmを上回ります。
夏は単独、もしくは数頭のむれで過ごしましが、冬になると10頭前後の群れを作ります。
非常に大きな動物ですが、ヒグマ、オオカミ、トラなどに捕食されることもあります。
しかし、攻撃もでき強靭な後ろ足や前足で強力な蹴りを繰り出します。
水辺を好み、夏にはよく水場に来て水草をたべたり、体についている寄生虫などを落とすために泳いだりもします。
アメリカでも身近な動物で愛されており、メイン州では州の動物にしていされていたり、シアトルマリナーズのマスコットのモチーフになっていたりもします。
また、名前にアメリカと入っている鹿もいます。
アメリカアカシカです。
別名はエルクと呼ばれていたり、コジリジカと呼ばれていたり地域などで違います。
正式にはワピチといわれます。
ワピチはカナダ南部からアメリカ合衆国にかけて中西部に生息しています。
ヘラジカに次いで体が大きく、オスはメスより1.2倍ほど大きいです。
オスは315kg、全長2.5m程度です。
オスのみが角をもち、毎年生え変わります。
ほかの鹿と同様に草食性で草や木の皮を食べます。
また、小さいもので南アメリカのほうにパンパスジカというものがいます。
この鹿は南アメリカ大陸の座標が低い草原に生息しており、現在環境の変化などで、頭数の減少が危惧されています。
まとめ
アメリカと一言でいっても、主に北アメリカ、南アメリカとあり大きい地域です。
そこでは大きな鹿と小さな鹿の種族が違う季候の大地で生息していました。
北に行くほど寒く、体力がいるためか大型になるようです。
同じ鹿といえど、進化の過程で分かれてここまで違うようになるのは、本当にすごいですね。