ペットを飼っていて、心配なのが、病気の事ですね。
健康が一番ですが、どうしても、元々身体が弱かったり、環境の変化や神経からくるストレスからいろいろな病気にかかることもあります。
うさぎエンセファリトゾーン症状とは?
この発音するのも難しい、エンセファリトゾーンといううさぎの病気は、どんな症状なのでしょうか。
調べてみると、主な症状として、
- 神経症状
- 眼症状
- 腎不全
の3つがあるそうです。
この病気は、全国のうさぎの60%がかかる病気で、症状が出ていないものも含まれるのだそうですから、注意が必要ですね。
特に注意しなければならない神経症状としては、斜頸です。
斜頸とは、首が傾いて、顔が回しにくくなる症状の総称で、正確には首が悪い方に傾いてしまい、良い方を向いて首の運動に制限がかかってしまうことです。
重度になると、姿勢の保持ができなくなって、食欲不振などになるそうですから、うさぎにとっては重篤です。
もし、エンセファトリゾーンが疑われる場合は、夜に症状が出た場合でも、翌朝ではなく、救急病院を探してすぐにでも病院に駆け込むことが大事です。
人間の1日が、うさぎにとっては3日に相当するそうですから、とにかく緊急の処置が必要になります。
斜頸の症状が出た場合は、応急処置としてコロコロ転がってしまうのを防ぐため、できるだけ固くて狭いケージで、こんなに狭いところに押し込んだらかわいそうなのでは、と思うくらいのところに入れ、身体にはタオルを巻いて身体を動かないように固定することが大事です。
なぜなら、斜頸によって、首が曲がってしまい、身体が転がることで骨折するのを防ぐためなのです。
獣医さんに伝えることとしては、突然その症状が現れたのか、数時間前から少しづつそのような症状が現れ始めたのか、眼球の上下、左右など、細かい症状の変化を伝えることが大事です。
それから、過去に自分の家族やうさぎが他のうさぎとの接触したか。
過去に、エンセファトリゾーンの検査を行ったことがあるか。
あれば、その結果についても伝えましょう。
まとめ
かわいいペットも、元気で長生きしてくれることが一番ですが、このような感染率の高い病気があることも、知っておくことが大事です。
そして、何といっても症状が出たら早めに獣医さんに診てもらい、治療してもらうことが一番大切です。
長く飼っていれば、懐いてもくれるし、自分の家族と同様に大切な存在ですから、普段からよく観察して、異変に気づいてあげることが、早期治療、早期回復につながるので、自分の健康管理はもちろんの事、ペットの健康管理にも気を使いましょう。
健康管理のために、身の回りを清潔に保つことを心掛けてくださいね。