近年、ペットショップでもよく見かけるようになり、ペットとしての人気も上がっている「シマリス」。
とても小さく、愛らしい姿に毎日癒される日々が待っています。
しかし、はじめて飼育する方は、分からない事や不安もいっぱいですよね?
何かがあったときの為にも、色々と知っておきたいものです。
今回は、シマリスのくしゃみについてお話します。
いつもと違う?
は、危険信号!
シマリスのくしゃみの原因とは?
くしゃみをすることには、考えられる原因がいくつかあります。
まずは、シマリスには、かかりやすい病気があり、中でも子リスがなりやすい「呼吸器感染症」。
はじめの症状はくしゃみですが、その後食欲不振、脱水や呼吸器困難など悪化し、最悪亡くなることもあります。
初期症状を見極めて、病院へ行くことが重要で、すぐに治療を開始します。
治療の内容は、抗生剤の投与やネブライザーと呼ばれる噴霧療法。
この方法は、動物の呼吸器病に非常に優れたものとして認められてきています。
他にかかりやすいものは、風邪です。
人間と同じように、動物たちも風邪をひきます。
シマリスの風邪は季節の変わり目に多く見られ、くしゃみをはじめ咳や鼻水、目の周りを見ると涙が出ていたり目やにが出たりということもあります。
風邪の原因には、温度の変化とウィルスや細菌。
ケージの掃除をしていなかったりすると、細菌が発生し風邪をひきやすくなります。
日本の気候も温度変化が激しくなってきているので、毎日の温度管理にも気をつけましょう。
まとめ
くしゃみや咳などはわかりやすいですが、見た目ではわからない、呼吸器疾患にかかっている可能性もあるので、少しでもおかしいと思ったら病院へ行くのが良いでしょう。
ケージの掃除はマメにするようにし、温度管理に気を配るようにしてください。
特にトイレの掃除はアンモニアが発生し、体が汚れそこから感染することも考えられるので注意が必要です。
いったん病気になってしまうと、小さい身体に負担がかかり、戻るのも大変です。
大切な家族として、いつも見守ってあげてくださいね!