草食動物である鹿は日本国内でも野生で多く生息しており、馴染みのある動物です。
悠々と山奥を闊歩する姿を想像するかもしれませんが、実は鹿の脚の速さは想像以上のものなんです。
どれくらいの速度が出るのか?
レースなどでおなじみの馬と比較して、鹿の脚力について学んでみましょう。
鹿と馬の違い、説明できる?
そもそも、鹿と馬の違いって何?というとあまりに範囲が広いですね。
「馬鹿」という言葉でも名前が並んでいるのだから、何か共通点があるのでは?と疑ってしまいます。
鹿も馬も四足歩行する草食動物という点では似ているかもしれませんが、外見や体格はお世辞にもそっくりとは言えません。
競走馬として飼育される馬と異なり、鹿は人間が飼育するようなことはそうそうありませんし、目撃されるのも野生です。
違いは複数ありますが、今回は人間との繋がりに焦点を置いてみました。
古くから人に狩猟される対象であった鹿とは異なり、馬は人々の生活を便利にするための生き物として重宝されてきました。
たとえば農耕の際に重い工具を引いたり、遠くへ移動する際の足となったり。
体格の違いはありましょうが、鹿と馬では人間との関わりが大きく異なりました。
それが現在の距離感にも繋がっているのでしょうか。
鹿と馬、速さが速いのは!?
では、本題である鹿と馬の脚の速さについて調べてみましょう。
まず、レース用として飼育されることの多い馬ですが、一般的な時速は約60キロ。
最高速度で72キロとも言われています。
馬は持久力に優れた動物ですので、ある程度の速さで長距離を走れるという特徴があります。
レース用として採用されたのもそのあたりの特徴があるからかもしれませんね。
そして鹿。
天敵がいない日本では鹿が必死に走って逃げ惑う姿はそうそう見られませんが、鹿が走った場合の最高時速は70キロくらいと言われています。
高速道路を走る自動車と同じくらいと考えると、驚愕の数字ですね。
これは陸上の動物のなかでも速い部類に入ります。
もちろん、種類によってもその速度は異なりますが、どちらもかなり速い動物の仲間入りをしていることは間違いないです。
まとめ
人間と古くから関わってきた馬が強い脚力を持っていることはご存知かもしれませんが、鹿も負けず劣らずの速度で走れるとは知らなかった人が多いのではないでしょうか?
公園で穏やかに過ごすイメージが少し変わるかもしれませんね。