特徴的な姿形をしているアリクイの食事といえば、「アリ!」と答える方が多いのではないでしょうか?
では動物園で飼育されているアリクイはアリを餌として与えられているのでしょうか?
アリクイは1日に数万匹ものアリを食べるようですが、動物園にアリの巣などを用意しているのでしょうか?
今回は動物園で飼育されているアリクイが、何を餌として与えられ食事をしているのかどうか、ということについて紹介していきます。
アリクイの食事、動物園ではどうしているの?
動物園で飼育されているアリクイはアリを餌として与えられていないようです。
数万匹ものアリを毎日のように用意するって大変ですしまず不可能ですよね。
動物園にアリの巣を作って(作らせて?)採取するなんて無謀過ぎますよね。
動物園で飼育されているアリクイは、ひき肉(牛・豚・鶏)やドックフード、卵、牛乳などを混ぜ合わせたものを餌として与えられ食事をしているのだそうです。
といってもそのまま与えるのではなく、ミキサーで細かくして与えられています。
アリクイは歯がありません。
アリクイは哺乳類に分類されるのですが、哺乳類で歯がないのはアリクイくらいなんだとか。
歯がないためかみ砕くことができません。
そのためミキサーを使いどろどろにするのです。
アリは用意するのが大変ですが、これらを用意するのは簡単ですよね。
ではどのようにして与えられているのか。
ある動物園では入り口が細くなっている瓶のようなものに餌を入れて与えていました。
アリクイの口、または舌は細長いため、平たいお皿に入れて与えるよりも入り口が細くなっているものに入れた方が食べやすいんだとか。
動物園ではアリクイの餌やりタイムと称して、アリクイが長い舌で餌を食べている様子を見ることができるようにしているところが多いようです。
みなさんも機会があればアリクイが餌を食べるところを見て下さいね。
まとめ
動物園で飼育されているアリクイの餌について紹介していきました。
- 動物園で飼育されているアリクイはアリを与えられていなかった
- ひき肉、ドックフード、卵、牛乳などを混ぜ合わせミキサーにかけたものが餌である
- 入口が細くなっているものに餌を入れ食べれるようにしている
いかがでしたか?
アリを食べているわけではないんだということが分かりましたね!
アリクイなのにドックフードを食べるんだということにびっくりしました。