うさぎを飼い始めたころに、気になる行為として気になるのが、手をパタパタさせる行動ですが、この行動の意味を考えると、元々うさぎは地中に穴を掘って暮らす動物ですので、その名残で手をパタパタさせることがあるようです。
これは、生殖活動とも関係していることもあるようですが、本当はどうなのか説明していきます。
うさぎが手をパタパタさせるのは野生の証明である!?
元々、うさぎは野生でいると、手をパタパタさせて毛づくろいをしているのが本当です。
もちろん、毛づくろいはするのですが、地中に穴を掘って暮らすうさぎは、手をパタパタさせることで、穴を掘るようなしぐさを見せていきます。
そこで、家庭で飼うとなると、絨毯など毛のあるものであれば、ひっかいてストレス解消をしているようです。
もし絨毯だけではなく、布団をパタパタさせるようであれば、間違えて布を食べないように気をつけてみることです。
また、うさぎが手をパタパタさせるのは、子うさぎにもみられる行動で、お乳をのむ時に母うさぎのお腹を押していることもあるのです。
これは、母うさぎの乳の出をよくすることに意味があるのです。
子猫にもみられる行動です。
中には子うさぎにミルクを飲ませると、手をパタパタさせる行動を見せることがあることがあります。
また、手をパタパタさせる行動には、うさぎの体に毛がついていないかどうかの毛づくろいの意味があるのは、うさぎの本能でもあるようです。
行動がかわいいので、このままにしておくといいのですが、皮膚病にならないように気をつけてみてあげて、清潔な環境にするといいです。
また、発情期を迎えたうさぎも似たようなことをすることがあります。
手をパタパタさせてマウンティングをすることがありますが、これはうさぎにとっては当たり前の行動であり、本能の行動です。
この時もしっかり毛づくろいをして、身ぎれいにするために手をパタパタさせることがあるようです。
まとめ
うさぎが手をパタパタさせるには、諸説あります。
野生のうさぎが穴を掘って生活していたころの名残で、手をパタパタさせて絨毯を削る行為を見せたり、子うさぎがお乳を飲むために手をパタパタさせて、お乳の出をよくすることをしたり、また生殖活動のためにマウンティングをするために、手をパタパタさせることがよくあることです。
これもすべてうさぎの野生の行動です。
もし手をパタパタさせることが見られたら、野生の本能で行っていると思って間違いはないです。
しぐさがかわいいので、病気にならない程度に見守ってあげるといいです。