小さなお子さんのいるご家庭では、保育園や学校でうさぎの飼育をされた方もいるでしょう。
その可愛らしさから、お家でもペットにするひとは多いですね。
愛らしいうさぎですが、ペットにしていると気になるのが出産です。
うさぎの赤ちゃんは一度に何匹産まれるの?
うさぎの種類にもよりますが、一度の出産で平均6羽から最大10羽産まれます。
うさぎが多出産なのは理由があります。
自然界では捕食の対象になることが多いため、たくさん出産して生き残りを図るのです。
この生存のメカニズムは、興味深いものがあります。
1年中接合可能!
メスうさぎは、生まれて半年くらいで赤ちゃんが産めるようになります。
その発情は、2週間の発情期があって3日から4日のお休みというサイクルです。
これが1年中続くのです。
生存本能とはすごいもので、人の妊娠には排卵がカギですが、うさぎは接合をすると排卵するのです。
妊娠の確率は高く、約1ヶ月で赤ちゃんは生まれてきます。
両方を飼育しているなら、出産後はオス、メスを別のケージに移しましょう。
メスの子育てを邪魔させないこともありますが、続く接合を防止する狙いもあります。
その理由は1年中接合ができて、出産も可能ですから放置すると大家族化してしまうからです。
出産後は、別宅をオスに用意してあげてください。
赤ちゃんの将来!
さて、子だくさんのうさぎですが、そのすべてを飼育となると大変です。
見た目はかわいいうさぎですが、気性は意外と荒く、反抗期もあります。
当然、子供同士のケンカも絶えません。
産まれた数が6羽だとすれば、ケージも同数必要となってくるでしょう。
ご家庭の飼育スペース、世話の手間をよく考えたうえで、赤ちゃんたちの将来を決めてください。
場合によっては、購入したペットショップにお願いすることも選択肢です。
まとめ
うさぎの赤ちゃんは、たくさん産まれます。
自然界で、生き残るために多羽出産なのです。
そのサイクルは、一年中出産可能で妊娠は高確率、一度に乳頭分は誕生します。
飼育には、赤ちゃんの数だけケージが必要となりますから、飼育困難な場合、里親を探しましょう。