羊という動物は皆さんご存知だと思います。

しかし、日本人はあまり羊の事を知らないのではないでしょうか?

羊の種類は1000種とも言われ細かく分類すれば3000種になるかも知れません。

そんなに種類がいるのに日本人はなんと羊から縁遠いことでしょうか?

それは日本では羊が家畜として根付かなかったからでしょう。

しかし世界には羊をたくさん飼育している国が沢山あります。

今回はそん羊を飼育している国の中でもアイスランドの羊を調べて行きたいと思います。

アイスランド 羊 種類

アイスランドの羊の種類とは

「アイスランド」はその国名から受ける感じとは違い、冬も温暖な西海岸洋性気候で北大西洋海流が温かい熱を運んできます。

夏は涼しく冬は穏やかな気候ですが、羊が多く生息する山岳地帯は年間を通して涼しく降雨量多い地域です。

農地はわずか0.07%森林は1%樹園作物にいたっては0%、しかし永年放牧地は23%島の不毛な岩場に生息するアイスランディックシープはときに苔や野生のハーブを探して巨大な山々を歩き回ります。

繁殖期のピークにはアイスランドの羊の数はおよそ50万頭を上回り人口を有に超えてしまいます。

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アイスランドで飼われている羊はアイスランディックシープといいます。

この羊は西暦879年頃に、ノルウェーからバイキングがアイスランドに入植する際に一緒に連れてきたノルウェジャン・スパエルという種が原種で、アイスランドが島国という環境から多種との交配が行われなかった為、今でも純血種であり家畜の羊の純血種として世界で最古の羊になります。

アイスランドの厳しい自然の中で、この純血種は1000年以上の時をかけて環境適応の為に進化を続けたことからアイスランドでしか見られない唯一無二の種族となりました。

アイスランディックシープは古くからアイスランドの人々の貴重な食料であり、衣服の原料でありました。

アイスランディックシープの毛色は白、黒、茶、グレーの4種が存在し、雄雌関係なく角があります。

中には4本の角を持つものもいます。

まとめ

アイスランドで飼われている羊は世界で最も古い純血種の羊だということがわかりました。

ノルウェーからバイキングが連れてきた羊がそのまま残っているのですね。

そしてアイスランドの人たちには羊はとても大切な家畜だということがわかりましたね。

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