「マスタング」という馬がいることを知っていますか?
今回はマスタングとはどういった意味であるのか、そして同時にどのような馬であるのか紹介していきます。
マスタングという馬の意味について
マスタングという馬ですが、英語で表記した場合「mustang」となります。
マスタングと呼ばれることが一般的ですが、ムスタングと呼ばれることも少なくありません。
マスタングもムスタングも、どちらも意味は一緒となります。
では、本題に入りましょう。
どのような意味の馬であるのかについてですが、マスタングは、北アメリカ大陸のプレーリー地帯にスペイン人が持ち込んだ小型の馬が野生化したもののことを言います。
スペイン語で「mestengo」という言葉があります。
この言葉は、迷子、主人のいない家畜という意味を持ちます。
そのためmustangと呼ばれるようになったのでしょう。
マスタングが居る北アメリカ大陸ですが、北アメリカ大陸はウマ科の動物たちの発祥の地であると言われています。
しかし、最終氷期の後に絶滅しました。
それからしばらく、ずっと馬は居なかったのですが、スペイン人が持ち込んだことにより野生の馬が誕生するとどんどんその数を増やしていきました。
天敵がいないため、一時期は200万頭もの馬が居たんだとか。
現在は200万頭もおらず、2万5,000頭もの馬が保護され残っています。
マスタングの特徴ですが、人間には絶対に服従しません。
強い独立の精神を持っているということが特徴となります。
「シートン動物記」の一作「だく足のマスタング」にその描写が描かれています。
詳しく知りたい方は読んでみるといいでしょう。
まとめ
マスタングの意味について紹介していきました。
- マスタングは北アメリカにスペイン人が持ち込んだ小型の馬が野生化したもの
- マスタングはムスタングと呼ばれることもある
- 現在は2万匹近くが北アメリカ大陸で保護されている
- 人には絶対に服従しない
マスタングについて知ることができたでしょうか。
野生の馬ですし日本には居ないので姿を見ることは難しいですが、マスタングという馬が居るということを知っておいて下さいね。