あまり聞き慣れない名前の動物「ラマ」ですが、いったいどのような特徴のある生き物なのでしょう。
ラマの特徴について調べてみました。
ラマってどんな動物なの?特徴は?
ラマは南アメリカの、標高2000~4000m程の高山地帯で飼育されている家畜のようです。
そのため、日本のような温暖な地域と環境が異なる地域で生活しているため、あまり馴染みの無い動物です。
体高は約1.2mで、体重は70~140kgほどの動物です。
家畜用に品種改良がなされているため、野生種は存在しないそうです。
見た目は、ラクダに背中のコブが無くなったような風貌で、首が長く、アメリカラクダと呼ばれることもあります。
高山地帯の草原や藪の中で集団生活を行い、草や木の葉、種子、根やコケを食べています。
現地では輸送用動物として飼育されていて、高地においても、自分自身の体重の約30%もの重さの荷物を一日に25km運ぶことができるといわれています。
また、ラマの肉は食用にも利用されることがあるそうです。
また、毛は織物やロープの材料として利用されるそうです。
この他、皮下脂肪はローソクに、糞は燃料として利用され、高地での生活に無くてはならない存在のようです。
性格はおとなしく、人によく慣れるそうです。
しかし、怒るとラクダと同じように、胃の中の粘液を吐き出して、威嚇する行動を起こすそうで、この粘液は非常に不快な臭いがするそうです。
まとめ
日本ではあまり馴染みの無いラマですが、アンデスなどの高地では、重要な家畜として飼育されているそうです。
そのため、野生種はほぼ存在しないようで、ほとんど全てが人間に家畜として飼育されているそうです。
主に輸送用動物として飼育されているそうですが、ラマの肉や毛、糞に至るまで生活に必要とされているようです。
日本で見ることができる場所としては、動物園で飼育されている場所があるそうで、この他にも、ペットとして飼育することも可能なようです。
価格は120~180万円が相場のようで、ペットとしては非常に高価で、珍しいようです。