高山地帯に生息するラマですが、同じように高山地帯に生息するラクダの仲間で、グアナコとビクーニャという動物が存在するのを知っていますか?
同じラクダの仲間なので、共通する部分がいくつかあります。
それぞれ見た目は違いますが、それぞれの違いについて調べてみました。
グアナコとラマの違いはなに?
グアナコとラマは非常に似ていて、同じラクダ科のラマ属に属します。
大きさもほぼ同じで、グアナコの全長は約1.5mで体重は100kgほどのようです。
ラマの特徴である角のように伸びる耳がグアナコも同じようにあります。
ただし、ラマよりも見た目はすっきりしていて、毛が少し短いです。
毛の質はラマより柔らかいそうです。
このグアナコは、ラマの先祖ではないかと言う説があるそうです。
ビクーニャとラマは違いがあるの?
ビクーニャはラマと少し見た目は異なります。
しかし、立った耳は存在しています。
ラクダ科のビクーニャ属に属します。
全長は1.5mほどでラマとほぼ同じですが、体重が65kgほどと言われ、ラマよりもスリムな体型をしています。
ビクーニャの毛は最も細い毛といわれるほどで、その細さは100分の1ミリと言われています。
そのため、ビクーニャの毛は高級品とされ、毛の刈り込みは2年に1度しか行わないそうです。
ビクーニャの見た目の特徴は、この毛が首の付け根に30cmほどの長さに生えているところではないでしょうか。
このビクーニャが家畜化されアルパカになったのではという説があるそうです。
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まとめ
グアナコとビクーニャ、どちらもラマと同じラクダの仲間です。
ラマとアルパカはとても良く似ていますが、それらの先祖がこのグアナコとビクーニャではないかという説があるそうです。
グアナコとビクーニャ自体も似ていますが、ビクーニャの首の付け根にある毛でその見分けがすぐにつくそうです。
どの種も高山地帯に生息していて、日本ではあまり馴染みはありませんが、その風貌はとても和ませてくれる容姿をしています。
動物園などで一度見比べてみてはいかがでしょうか。