日本で生活していると、ラマという動物を見かけることは、まずありませんよね。
名前くらいは聞いたことがあるけど、いったいどんな動物なのか知らない人も多いのではないでしょうか。
日本で見かけないということは、ラマはいったいどこで生息している動物なのでしょうか。
ラマの生息地について調べてみました。
ラマの生息地はどこ?
ラマは、南アメリカのアンデス地方に多く生息しているそうです。
このアンデス地方は、標高が2000~4000mもあり、寒冷で乾燥した地域です。
このような過酷な環境下で、群れで生活をしているそうです。
ラマの野生種は存在しないそうで、家畜として飼育されているようです。
主に荷物の運搬を行うそうですが、自分の体重の30%もの荷物を空気の薄い高山地帯の山の中で運搬しているそうです。
食性は草食で、高地に生えている草やコケを主食とするそうで、乾燥地帯のため、硬い葉を食べるそうです。
生息地以外でラマを飼育する際に、そのようなエサを準備する必要があるため、エサ代が多くかかるそうです。
そのような硬い草を食べるため、ラマの糞は繊維質のものが多く、雨量が少なく寒冷なため、木材の育ち難いアンデス地方では、ラマの糞が燃料として多く使われているそうです。
まとめ
ラマは、南アメリカの標高の高いアンデス地方に生息しているのですね。
そのため、日本を始めとする温暖な地域や、標高の低い人間の住みやすい場所では、あまり馴染みのない動物のようです。
また、野生のラマは、現在は存在せず、家畜として飼育されています。
山岳地方で荷物を運ぶために、なくてはならない存在のようです。
酸素の薄い高地で、多くの荷物を運搬するので、とても持久力がある動物といえるのではないでしょうか。
食性は、植物が少ない地方なため、少ない草やコケを主に食べるそうです。
乾燥しているため、草も硬く、栄養が豊富とは思えませんが、逆に柔らかい草だと体調を壊してしまうそうなので、飼育する際には、ラマ用の草を準備する必要があるそうです。
アンデス地方に住む人たちには、なくてはならない重要な存在なのですね。