ふわふわでおとなしく、癒し系!
天使のような小動物であるうさぎは,「一度は飼ってみたい」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、生き物を飼育することはいいことばかりではありません。
どのような動物でも、必ずと言ってもいいほどつきまとうのは「臭いの問題」ですよね。
「うさぎはかわいいが独特のにおいが臭い!」
こんなことを言われてはいますが、うさぎ自体は基本的に臭い匂いは発していないそうです。
とはいえ飼育中の臭いの原因は様々なものがあり、中でも今回は「臭腺」に焦点を当てて、皆様にご紹介したいと思います。
うさぎの臭いを消す方法!
うさぎには、「あごの下」「生殖器の両脇」の3箇所に、臭腺と呼ばれる場所があります。
メスよりもオスにみられることが多いとされる、「あごの下」を人や物に擦りつけてくる行動がありますが、これはマーキング。
マーキングの臭いは人にはわからないため、問題はありません。
問題なのは、「生殖器の両脇」にある肛門腺の部分!
こちらに黒い塊が溜まっている場合、ものすごく臭うことがあるのです。
大きさはゴマのように小さなものから、大きなものまで大小様々であるようです。
いつも清潔にしていれば、臭腺に汚れがたまることはほとんどないとは言われていますが、やはり生き物なので汚れが溜まりやすい、溜まりにくいという個体差があるそうですよ。
この黒い汚れを落としてしまえば、基本的に臭いはとれるそうです。
普通に取ろうとしても取れず、うさぎが嫌がってしまうためグルーミングスプレーや、水などでふやかして、綿棒等で優しくとってあげましょう。
肛門腺が詰まってしまうと、お尻の部分がベタベタと黄色っぽい分泌物で汚れてしまうことに繋がることも・・。
分泌物は油の成分が含まれているため、水では落ちないようです。
アルコールで汚れている部分を拭いてあげて、かかりつけの動物病院にご相談してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、うさぎの飼育の独特な臭いを消す方法についてまとめてみました。
もちろん、肛門腺の他にも臭う原因は、「おしっこ」、「食糞」など様々な要因が考えられますが、一番の予防策は、「適正な餌の量」、「餌の種類」、「ケージ内やうさぎ自身を綺麗に保つ」など基本的なことに気をつけておくことだということが、大事だということがわかりました。
ぜひ、うさぎにとって快適な居場所を工夫しつつ、作り上げてくださいね!