モモンガを飼おうと思った時、オスメスどちらでも良いと言う方もいれば、オスが良い、メスが良い、など希望もあると思います。
どうやって見分けるのか、またそれぞれの特徴やどちらが飼いやすいかなど、あらかじめ知ってからどちらにするかを、考えて見ると良いかもしれません。
モモンガのオスとメスの見分け方
成熟したモモンガであれば、簡単に見分けることができるのは頭です。
オスのモモンガは繁殖期になると頭の臭腺からフェロモンを出し、臭い付けのために頭をこすり付けるため、少し毛が薄くなっています。
しかしメスには臭腺がないため、毛が薄くなることはありません。
しかし赤ちゃんの頃は、臭腺が発達していませんので頭の毛が薄くなったりしません。
そのため見分けることが少し難しくなります。
赤ちゃんの頃は尻尾の付け根に突起物があります。
まず突起物があるからといってオスだ、と言った判断は間違っています。
小さな頃は、メスにも同じように突起物があるためです。
見分け方はお腹の部分です。
お腹を見るとオスにはおへその下あたりに睾丸があり、メスは育児嚢と呼ばれるポケットのような袋があるため、見分けることができます。
まとめ
オスとメスの見分け方は赤ちゃんの時はお腹、大人になったら頭ということがわかりました。
ではそれぞれの特徴としては、先ほども記載したようにオスは臭腺が発達していてフェロモンを出すため、発情期になるとかなり臭いがきつくなります。
また縄張り意識が強いため、マーキングするためにいろんなところにおしっこをしてしまいます。
メスはオスよりも臭いは薄めです。
これで考えるとメスの方が良いように感じますが、懐きやすいのはオスのようです。
警戒心が弱く、おっとり、どっしりと構えているタイプで甘えん坊な性格が多いようです。
メスはオスよりも気性が荒く、神経質な性格が多いため懐くまでに時間がかかってしまうようです。
複数飼いをしたい場合は、オスは縄張り意識が強いためオス同士の複数飼いは避け、メスを複数飼いする方がおすすめです。
飼いやすいのはどちら、と言えませんが臭いが気になるようであれば、メスの方が良いかもしれません。
