イノシシの捕獲って免許なくても出来そうな気もしますよね。
しかし、日本では鳥獣保護法という法律があるため、無断に捕獲や狩猟することは禁じられています。
今回は、この事について紹介します。
イノシシの捕獲には許可が必要
冒頭に書きましが「鳥獣保護法」にとって無断で捕獲などはしてはいけません。
そして、県・市役所に許可を得て行う「許可捕獲」と、狩猟期間に狩りをしていいという場所で捕獲する「狩猟捕獲」があります。
狩猟は、銃を使うので免許取得が必ず必要です。
大体11月~3月が狩猟期間ですが、期間外に被害防止などの訴えがあれば、県や市役所から許可をもらうのです。
よって、狩猟免許・許可申請どちらもしなくてはいけません。
申請しなくてもいい場合もあります。
狩猟期間中は、堀や囲いがある敷地内や農林目的で使っている自分の所有地は罠をしかけるなどのことであれば可能です。
しかし自分の所有地に罠をかけてもいいですが、近隣の人を手伝うとなると狩猟期間であっても許可が必要となります。
また、囲いのある所有地となっています。
自分の土地であっても囲いなどのない場所では、イノシシは無免許で捕獲してはいけません。(イノシシ以外の動物も同様です)
この辺りの事が少し複雑になっていますので、詳細は市役所へ聞くのが確実かつ分かりやすいでしょう。
狩猟免許といったら、銃を思い浮かべるかと思いますが、イノシシ捕獲に利用される「くくり罠」なども必要となるので注意しましょう。
1度免許を持てば、免許取りなおしはないですが、適性検査と講習は受ければ全国どこでも使う事はできます。
まとめ
いかがでしたか?
ちょっと複雑で分かりにくい感じもしますよね。
確実なのは、狩猟免許などを取得しておくことだと思います。
狩猟期間であれば、クリアは確実だからです。
また、狩猟期間外の時は、まずは市役所などに事前に問い合わせをしておくことが慌てず落ち着いて取り組むことができると思います。