色々な動物がいるペットショップは、ちょっと立ち寄るだけでも楽しいですよね。
犬などはもちろんのこと、小鳥やハムスター、爬虫類など色々な生き物を観察することができます。
そんな中あまりメジャーではありませんが猿を目にする事も増えてきたと感じます。
ペットとして猿を飼っている方も増えてきていますが、噛む行動に悩まされている方も多いことでしょう。
ではペットの猿たちはなぜ噛むのでしょうか?
また、噛む時の対策方法はどうすればよいのでしょうか?
それでは少しずつ見ていきましょう。
猿をペットにしたが噛む
猿といっても小さな種類から大きな種類まで色々います。
ペットとして一般的なのは、リスザルやそれよりももっと小さい種類のサルでしょう。
あまり噛まれる印象はないかもしれませんが、大きさに関わらず噛まれることがとても多いのがペットの猿の現状のようです。
小さいサイズの猿は警戒心が強いことが多いので、なかなか人に懐きにくいといわれていますが、慣れてくるとスキンシップもできるようになります。
猿全体としてよく噛むということが分かりましたが、ではどうして噛むのでしょうか?
猿が噛むのはイライラしている時や、飼い主が嫌がる事をしたとき、急に捕まえたりしたときなどがあります。
このほか、全く予期しないタイミングで噛んでくることもあるようです。
また繁殖期には性別を問わず気が荒くなります。
今まで一度も噛んだことがなかった猿でも、どのようなきっかけなのか急に噛みだすこともあるので、本当に油断は禁物です。
猿は知能も高く知恵もあるので、元々ペット向きの動物とはいえません。
さらに、頭が良いので噛んでくる時は、よりダメージを与えられる場所を選んで噛むのだそうですよ…
指先や顔、唇や鼻などです。
知能犯ですね。
猿に噛まれてしまうと、傷も深く出血量も多いのでとても怖いです。
基本的に猿へのしつけは出来ないですが、それでもはっきりとした態度でダメだということを示すことが大切です。
噛む時の対策としては、サルが嫌がるぬいぐるみなどで追っ払う、噛まれそうになったらとっさにダメージが少なそうな箇所(腕など)でカバーする、分厚い手袋やタオルなどを自分の身体に巻くこと等で、被害を少なくすることが出来るようです。
最後に一番大切なことになりますが、噛まれたときにはすぐに傷口を洗って消毒し、病院に行って猿に噛まれた旨を必ず申告してくださいね。
また可能な限り噛まれた部分の血をなるべく絞り出し、雑菌の体内侵入を少しでも遅らせる、また少なくすることも大切です。
まとめ
猿をペットにした場合、噛まれる危険性と隣り合わせだということが分かりました。
またしつけもなかなか厳しいですが、それをきちんと理解したうえで、上手に猿と信頼関係を築き上げることができれば理想的ですね。