ペンギンはヨチヨチ歩いていて、足も短くて可愛いと思っていませんでしたか?
実はペンギンの足は長いんです!
今回はペンギンの長い足の秘密について調べてみました。
ペンギンの足が伸びるのは本当?
実はペンギンの足はレントゲンで見ると、体の中に足が隠れていることが分かります。
ペンギンの足は膝が直角に曲がっていて、人間でいうとスクワットの下の位置でキープしている状態です。
ヨチヨチ歩いていて癒されていましたが、人間だと辛い位置でキープしていて辛そうです。
外見からは足の一部しか見えていないため、足が短く見えているようです。
ペンギンの足が隠れている理由は?
ペンギンが足を隠してる理由は、寒さ対策だと考えられています。
南極に生息しているペンギンは、極寒に耐えなければいけません。
体の中心は、たっぷりの脂肪とびっしりとした羽毛で覆われているため、寒い環境でも耐えることができます。
そのため足を体の中へ隠し、温めているようです。
足のくるぶしから下の部分が出ていますが、動脈と静脈が絡みついて通っているため、動脈の温かい血が静脈を温めてくれます。
そのため温かい血が全身に巡り、くるぶしより下の部分も体温を維持する事ができるようです。
またペンギンは足裏に汗をかかないため、氷がひっつく事はないようです。
そして速く泳ぐために、足を隠しているとも言われています。
水中では、魚を捕まえるためにより速く泳ぐ必要がありました。
水の抵抗を減らすために、足を体の中に折りたたんでいるようです。
また水中で、泳ぎまわると水圧で内臓が圧迫されますが、足を中に折りたたんでいる事により、水圧から内臓を守れているようです。
まとめ
ペンギンの足が長い秘密についていかがでしたでしょうか?
くるぶしより下の足しか見えていませんでしたが、実は体の中に足が埋まっています。
それは寒さから足を守るためと、水中でより速く泳げるようになるためでした。
ペンギンを見に行かれた際は、足に注目してみてはいかがでしょうか?