ペンギンといえば、皆さんはどんなイメージがあるでしょうか。
寒い地域で氷の上や、水の中で生活をしているというイメージを抱いている方が多いのではないでしょうか。
実際、ペンギンは南極大陸を中心に南半球にしか生息していませんので、このイメージは間違っていません。
しかしペンギンの中には、寒さにあまり強くない種類のペンギンもいます。
今回は、寒さに弱い種類のペンギンについてまとめてみたいと思います。
ペンギンの中には寒いところが苦手な種類もいる?
ペンギンは、南極のような極寒地にしか住んでいないイメージですが、実は南極で繁殖し生活しているのはエンペラーペンギンと、アデリーペンギンという二種類のペンギンだけです。
エンペラーペンギンはマイナス60℃のなかで生活し、子どもを産み、はぐくみ、種を存続してきたため、かなり寒さに強いと言えるでしょう。
しかし寒さに強いエンペラーペンギンも、寒さ対策はしているようです。
しかし、上記の二種類以外のその他の種類のペンギンは、南極の周辺をはじめ南半球のいたるところに生息しています。
南極のような、極寒地でない場所で生活しているペンギンも当然存在します。
フンボルトペンギンという種類のペンギンは、南米の沿岸地に生息していますが、サボテンが生えているような乾燥地帯で生活をしています。
日本には野生のペンギンは存在しませんが、飼育されているペンギンはとても多く、ペンギン大国などとも呼ばれています。
日本で飼育されているガラパゴスペンギンなどは、冬を越す際にストーブなどの暖房器具を使用することもあるらしく、必ずしも寒さに強いとは言い切れないようです。
まとめ
今回は、寒さに弱い種類のペンギンについてまとめてみました。
寒さに強いイメージのあるペンギンですが、極寒の中で生活している種はほんの一部のようです。
動物園などでも寒そうな場所で飼育されているため、寒さに弱いペンギンがいるとはとても思わないでしょう。
とはいえ飼育されている地域によっては、暖房器具まで使用することがあるとは驚愕の事実でした。
ヒーターの熱風を浴びているペンギンの姿は、まったく想像がつきませんが、想像してみるとちょっとかわいいですね。