ライオンは、トラ・ヒョウ・ジャガーとともにヒョウ属に分類されるネコ科の動物になります。
身体の大きさは、世界第2位。
トラに次ぐ大きさをもつライオンは、ほとんどの動物同様、オスの方がメスよりも大きく、もっとも大きいとされているのは、ケニアに生息していたオスのライオンになり、体重は272キロあったと発表されております。
その大きさを誇るライオンの赤ちゃんは、どのぐらいの大きさで産まれるのでしょうか。
赤ちゃんを産むメスには、出産するための準備期間のようなものがあるのか、また、その年齢は何歳になるのかについて、説明したいと思います。
ライオンが出産する年齢は何歳ですか?
ライオンは、オスは5歳、メスは4歳を過ぎるころになると、受胎が可能になります。
出産する間隔は2年に1度の割合とされておりますが、毎年出産するライオンも少なくありません。
ですので、15年生きたとすれば、生涯で出産する回数は4~10回ほどとなります。
平均的な妊娠期間は、110日。
メスは出産が近づくと、一人だけ群れから離れ出産します。
1度の出産で産まれる赤ちゃんライオンは1~4頭、体重は1~2キロとなっております。
ライオンが群れを成して生活していることは誰もがご存知だと思いますが、その群れは、プライド(pride)と呼ばれるものになります。
この名称で呼ばれるようになったには15世紀中ごろだそうですが、その理由は、未だ判明しておりません。
プライド(pride)には、メスで構成されるグループとオスで構成されるグループの2種類があります。
メスで構成されているグループでは、母親・姉妹等の血縁関係が近いもの同士が群れをつくり、産まれた赤ちゃんライオンをみんなで育てる習性をもちます。
その微笑ましい習性を見ることができる動画がこちら・・・。
ちなみに、オスで構成されているグループは1~3頭の兄弟ライオンが群れをつくり、コアリションと呼ばれております。
まとめ
オスは、子ども以外のすべてのメスと交配を行い、子孫を残します。
オスの子どもは2~3歳でその群れを離れ、兄弟でコアリションを形成しなければなりません。
兄弟がいない場合は、ノマド(放浪オス)として群れに入らず生きていくか、もしくは、ほかのプライド(pride)に受け入れてもらわなければなりません。