カマドウマという生き物をご存知でしょうか?
見たことも聞いたこともない方のほうが、多いのではないでしょうか?
ひと昔は多く見かけることが多かったのですが、今では山の中や田舎の家などまでいかないと見られないかと思います。
カマドウマが多く発生して、どうにかしたいという方は是非参考にしてください。
その前に、生態を知ってもらいたいと思います。
カマドウマとは?
見た目はかなり似ていていますが、バッタ目に属する昆虫の1種です。
見た目が、コオロギに似ている理由として後脚が発達していることが挙げられます。
カマドウマにはコオロギにはある翅がなくて、飛び回ることができません。
そのため、先ほどの発達した脚を使い、飛び跳ねて移動します。
名前の由来としては、昔の家のかまど周りでよく見かけられたためと馬のように、飛び跳ねる様子から、カマドウマと呼ばれるようになりました。
俗称では「便所コオロギ」と呼ばれており、昔は母屋から離れた場所に便所があり、そこに多く発生していたことからそう呼ばれていたようです。
生態としては、暗所、閉所に湿度が高い場所を好みます。
それに適した場所が、かまどや便所にあったと考えられます。
幼虫の駆除対策方法について!
カマドウマは土の中に穴を掘り、卵を産みます。
きっと、皆さんが想像しているような動く幼虫ではありません。
昆虫なので、普通に見るカマドウマのミニチュア版で、色を少し薄めにした感じです。
卵を産んだ場所が分かれば、そのまま掘り出して駆除できますが、土の中なのでどこにあるかもわからないと思います。
成虫も幼虫も好む環境は同じなので、好む環境を整えないことが大切です。
カマドウマの好む環境とは、閉所であり暗所、そして湿度が高いことです。
画質の関係でものすごく見にくいとは思うのですが、飼育しているマダラカマドウマの幼虫が脱皮していますので写真を載せておきます。 pic.twitter.com/MS4S1v2pTY
— 昆虫切り紙・いっしー (@RTBGz01mkTNLBo0) 2018年3月14日
まとめ
いかがでしたか?
カマドウマについて知ることができましたか?
もし、家の中でカマドウマを多く見かけるようであれば、屋外のどこかに発生源となる場所があるのかもしれません。
外に置きっぱなしの荷物や、木材などがあったら重点的に調べてください。
幼虫を駆除するにはまず、居場所を探さなければなりません。
駆除は難しいかもしれませんが、対策としてはカマドウマの好む環境をつくらないことが大切です。
換気を行い、清潔を保つことを心がけてください。