厄介者と扱われるこの3種類の生き物たち。
出会ったときに見分けることができますか?
それぞれの特徴を知ったうえで、違いを見つけていきたいと思います。
カマドウマとは?
見た目はコオロギにかなり近いです。
カマドウマは翅を持たないので、飛び回ることができません。
その代わりに、飛び跳ねることができる発達した脚があるのが特徴です。
発生する場所は、閉所、暗所、湿度が高い環境を好みます。
カマドウマという名前は、昔の家のかまどの周りに多く発生していたことと、馬のように飛び跳ねる様子からこのような名前が付きました。
キリギリスとは?
よく見かけるのは、緑色の個体がほとんどだと思います。
中には、枯れ葉のような褐色系のものもいます。
見た目は、横からつぶした感じに、平べったく体高が高いです。
触角と脚も長いです。
そして、鳴くことができます。
草むらに生息し、ギーやチョンという音を合わせて鳴きます。
ゴキブリとは?
皆さんが知っての通り、焦げ茶色のアイツです。
翅があり、飛ぶことができます。
家の中で発生していることが多い生き物です。
皆さんもよくご存じと思います。
この3種類の違いについて!
見た目も色も形も違う3種です。
まず、見た目は緑であればキリギリスになります。
茶色系であれば、カマドウマかゴキブリの可能性があります。
平たくて茶色であればゴキブリ、そうでなければカマドウマになります。
3種のなかで鳴くことができるのは、キリギリスのみ。
翅を持たず、飛ぶことができないのがカマドウマです。
食性は3種ともに雑食性になります。
食性、生息域はほぼ同じで、暗い隙間や湿気の多い場所を好みます。
家の中で見かけるのであれば、水回りが多いかと思います。
見た目や生態には違いはたくさんありますので、観察してみてください。
まとめ
3種とも見た目がかなり違いますので、見分けするのは容易かと思います。
虫が嫌い、苦手という方には全て同じように見えているかもしれません。
厄介者として扱われる、この虫たち。
もし、家の中で多く見かけることがあったら、まず家の中に入り込めそうな隙間や穴がないかチェックしてください。
それでも、見かけるようであれば、家の中のどこかを住処にしている可能性があります。
その際は好みの環境を作らないように、換気を行い清潔を保つようにしてください。