ビーバーはネズミの仲間ですが、平たく大きなしっぽがとても特徴的ですよね。

他の動物などと比べても、特殊な形をしているような気がしませんか?

ビーバーの尻尾には、どのような役割があるのでしょうか?

ここではビーバーの尻尾の役割についてご紹介します。

ビーバー しっぽ 役割

ビーバーの尻尾の役割は?

ビーバーの尻尾は平たくて大きく、とてもネズミの仲間とは思えない形をしています。

しっぽが鱗に覆われていることも特徴的ですね。

ビーバーは鼻先から尾の付け根までがだいたい90cmほどになりますが、しっぽの長さは30cmほどになり、しっぽの幅もあるため、かなり大きなしっぽに感じます。

ビーバーの尻尾の役割は、主に泳ぐときの推進力を得るためのようです。

この尻尾をオールのように動かして上手に泳ぐようです。

また、この尻尾には舵の役割もあるようです。

ビーバーは危険が近づくとこの尻尾で水面を叩き、大きな音を出します。

これは、家族や他のビーバーに警戒を呼び掛けるためだと言われているそうです。

スウェーデンのストックホルムでは、川を泳いでいるときにビーバーの尻尾で攻撃された、なんて事件も起こったことがあるようですよ。

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ビーバーが泳ぐスピードはどれくらい?

ビーバーは水中生活にとても適した体をしています。

後足には水かきがあり、鼻と耳と目は水面から出るように頭の上の方についています。

水に潜るときは鼻と耳の弁が閉じ、目には透明な膜がはり、水中メガネのように目を保護するそうです。

そんな水中生活に特化したビーバーは、その気になれば100mを40秒足らずで泳ぐと言われているそうです。

人の泳ぐスピードで、100m自由形の世界記録が47秒05だそうなので、ビーバーの泳ぐスピードがどれほど速いのかが分かりますね。

まとめ

いかがでしたか?

ここではビーバーの尻尾についてご紹介しました。

ビーバーの尻尾は泳ぐときに推進力を得たり、舵を取るための役割があるようです。

また、危険が迫ったときに仲間に知らせるためにも使うことがあるようですね。

ビーバーにとって尻尾はなくてはならないものですね。

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