オーストラリアといえば、コアラやカンガルーなどの動物がポピュラーですよね。
カンガルーはジャンプをしている姿がよく見られますが、カンガルーのジャンプの力はかなり強いんです。
この記事では、カンガルーのジャンプの距離や威力について調べたことをまとめました。
カンガルーのジャンプの距離は?
体の大きいカンガルーは、ジャンプの力が強い者が多いです。
大型種であるアカカンガルーは、ジャンプによって時速70kmほどのスピードを出すことができます。
また、2km近くの距離を時速40kmで跳躍し続けることができます。
40キロで走る車に追いつくと思うと、その速さのイメージがつくでしょう。
移動距離も長く、発情期には1日で100キロメートルの移動を行うこともあります。
特に飛ぶ力が強いと言われているオオカンガルーという種類は、一回のジャンプで約9メートルも飛ぶことができると言われています。
これは人間の陸上選手の、走り幅跳びの世界記録レベルです。
人間がものすごいトレーニングをしてやっと飛べる距離を、オオカンガルーは飛ぶことができるのです。
走りながら飛んでいると、どんどん勢いがついてさらに距離は伸び、1回のジャンプの距離が13メートルオーバーになることもあります。
発情期に飛距離が大きくなる傾向があるようです。
ジャンプの高さは約2メートルほどにもなります。
人間の男性を軽々と飛び越えてしまうと想像すると高さのイメージがしやすいでしょう。
カンガルーの足は、1日中ジャンプしながら移動しても平気なほど疲労に強いのです。
カンガルーのジャンプの威力は?
カンガルーのジャンプの威力が顕著なのは発情期です。
オスは発情期になると、メスに寄り添ってすごし、周囲にいるオスが近づいてくると攻撃するようになります。
このとき、上半身を大きく見せるポンポングという対決を行い、それでも勝負がつかない場合は、殴り合ったり、蹴り合ったりして大喧嘩になってしまいます。
その威力はどれくらいかというと、大人のカンガルーに蹴られると、人間は人溜まりもなく内蔵が破裂する危険性があるほどと言われています。
まとめ
いかがでしたか?
カンガルーの脚が、いかにジャンプに適しているか分かりましたね。
長い距離を軽々と移動するカンガルーに、動物のすごさを感じます。