熱いレースを見せてくれる競走馬、この競走馬にはそれぞれ脚質があります。
競走馬の脚質には、差し馬、追い込み馬、逃げ馬、先行馬という4種類があります。
今回はこの中から、差し馬と追い込み馬について、どのような脚質なのかその違いについて紹介していきます。
競走馬の脚質追い込みと差しの違いについて
競走馬の脚質である追い込み、差しの特徴についてそれぞれ紹介していきます。
それぞれの特徴を知ることができれば違いが分かるはずです。
差し馬の特徴
まず差しについて紹介していきます。
差しとは、道中は馬群の真ん中からやや後ろ目に控えて脚を溜め、最終コーナーに入ったあたりから加速を始めます。
最後の直線で先頭集団を捉え突き放す走り方のことを差しといいます。
競走馬の脚質の中で、もっとも目立つ走りであるといっていいでしょう。
そのため差し馬は多いです。
あまりに多いためなかなか成功しないんだとか。
代表的な差し馬として挙げられるのは、
- ナリタブライアン
- スペシャルウィーク
- ドゥラメンテ
といった競走馬です。
特にナリタブライアンは、中央競馬史上5頭目の三冠馬でシャドーロールの怪物なんて名前がついていました。
追い込み馬について
次に紹介しますのは、追い込みについてです。
追い込みとは、道中は最後の方に居り、最終コーナーへ回ってくるまではなにも仕掛けてはきません。
仕掛けてくるのは直線に向いた瞬間です。
馬群の大外を回しどんどん前に居る馬を抜き去っていくのが追い込みです。
華麗なる逆転劇といった感じで派手さがあり人気です。
しかし最後にごぼう抜きするには、かなりの脚力が必要となります。
なかなか難しいようです。
代表的な追い込み馬として挙げられるのは、
- ディープインパクト
- タマモクロス
- オウケンブルースリー
といった競走馬です。
中でもディープインパクトは日本のサラブレッドで、知名度の高い競走馬です。
2006年には日本調教馬として初めて芝部門・長距離部門で世界ランキング1位に輝きました。
まとめ
競走馬の脚質である差しと追い込みの違いについて紹介していきました。
- 差しは道中は真ん中からやや後ろにスタンバイ
- 追い込みは道中の最後の方にスタンバイ
- どちらもラストスパートにかけるのは同じである
いかがでしたか!?
似ていますが違うところもありましたよね。
どちらも成功すればかなりかっこいいです。
競馬を見ることがある人は、馬の客足に注目して見るともっと競馬が楽しくなりますよ。