虎を使った品物で、最初に思いつくものはいったいなんですか?
毛皮を使った絨毯やコート、バッグなどのインテリアや装飾品もあります。
そして骨などの、体の内側の部分を使った漢方薬やアクセサリーも有名です。
虎は現在では、種の保護の観点から商取引としての取り扱いを、世界的に禁じられています。
したがって虎の毛皮の商品が、禁じられる前と比べてどんどん値上がっていることでしょう。
では巷ではいったい、いくらで絨毯やコートに使う毛皮は、取引されているのでしょうか?
虎の毛皮の商品の値段はどのくらいするの?
まず「虎 毛皮 値段」で検索すると、ネットオークションやフリマサイトが出てきました。
様々なものではあるにせよ、数千円から出品されているものもあります。
ただ、ネットオークションやフリマサイトで取り扱われている商品は、プリントされたものが数多く見受けられる気がします。
だから数千円なのでしょうね。
正規取扱店では、敷物で虎の毛皮を全身使ったものは概ね250㎝以上あり、80万円くらいからの値段がついています。
あとは虎のサイズによって徐々に上がっていき、巷で取引されている中では数百万円するものもあります。
でも、本当に品がいいものに関しては、素人が立ち入れる領域ではないようで、ほとんどが巷に出る前にコレクターやお金持ちの方が予約して、そのままそこに流れ着くのだそうです。
その方々が一体いくらで取引をしているかは、知ることは容易ではないのですが、数百万円とか数千万円という次元であるというものだそうです。
まとめ
今でも根強い人気の虎ですが、絶滅危惧種であることも確かです。
なので、現在日本では国内外を問わず基本的に虎の体の一部でも使った商品に関して、購入が禁止されています。
したがって、海外旅行に行った際に日本と違い簡単に購入できてしまう国もあるかもしれませんが、空港の税関で没収されてしまう可能性もあるので、国内の正規取扱店などから買うのが安全でしょう。
もしご自身が何か虎の商品をもっていて、それが違法か合法か分からない時は、環境省に直接確認してみるのもいいかもしれません。
なお虎の製品で、環境省の登録票の取得は購入者が自身ですることもできます。