この世にはいろんな動物が、生き物がいますが、生きていくうえで欠かせないことが共通してあります。
それは、食事、栄養を取ること、そして体を作り維持をすることだと思います。
そんな食事ですが、当たり前ですが体の大きさに比例して、食事量も多くなりそうですよね。
そして、大きな体といえば、ゾウですが、食事をとるための歯はどんなになっているのでしょうか。
寿命と関係あるのでしょうか。
ゾウの歯と寿命は関係あった?自然で生きることと動物園で生きることで違ってくるもの?
ゾウは哺乳綱ゾウ目(長鼻目)ゾウ科の総称です。
アジアゾウと、アフリカゾウ、それとマルミミゾウの2属3種が今生きています。
やはり、特徴的なものはその長い鼻と大きな耳になります。
この長い鼻は基本的には筋肉でできていて、とても器用に動かすことができます。
水浴びをするときに、大きく水を吸い込んで噴水のように吹き出したり、豆腐のように柔らかいものや、小さなものをつかんだりすることもできます。
そして、臭いをかぐ能力も高いです。
大きな耳も機能的にとても発達しており、目はあまりよくない分、嗅覚と聴覚で主に生活しています。
また、雄雌共に牙を持っていて、象牙としてとても価値が高いです。
そんなゾウですが体が大きい分、食事量も必要となってきます。
食事は主に草食で、草や果実、野菜などを食べますが、時にミネラルなどを補給するために泥や岩塩も食べます。
そして、約1日に150kgの食事量が必要で水分は、水100lともいわれています。
この食事に特に必要なものは歯ですよね。
驚くことにゾウの歯は、たくさんの食べ物をすりつぶして小さくするために、人間の手のひらサイズの歯を4本待っています。
形は草履ににていて、この歯はすり減ってしまうたびに生え変わります。
人間では大人になるために、1度生え変わりますがゾウは6回生え変わります。
そして、この6回がすべて生え変わると、もう生えてきません。
自然のゾウは、生え変わりが終了すると食事がとれなくなり、亡くなってしまいます。
動物園のゾウは生えなくなっても、人間が食べやすくした食事を与えることができますので、そのまま歯がないため亡くなることはあまりないかと思いますが、実は動物園のゾウのほうが自然下のゾウより寿命が半分以下になることが多いです。
ゾウの平均寿命は50~80年といわれていますが、動物園など飼育下では20~40年程度。
動物園で最長に生きてくれた国内最高齢のは、なこでも69歳でした。
動物園など人間の飼育下では、どうしても食事は満足にできますが狭い場所での運動不足と肥満、ストレスなどにより寿命が低くなりやすいようです。
象の歯は大きな臼歯が上下左右に1本ずつの計4本。ひと回りもふた回りも大きな大人の靴底のような形をしており、かみ合う面はギザギザ模様になっています。
象の臼歯は水平交換といって、奥にある臼歯が脱落するという交代方法をとります。従って、歯がない期間は全くないのです。— ゲームマングッチ (@ktz2s5ph) 2018年9月9日
まとめ
ゾウの寿命は、自然下では特に寿命に密接な関係がありました。
食事の心配のない動物園や飼育環境の整っているゾウは、肥満や運動不足のためか自然下のゾウよりも半分以下の寿命でした。
管理されているほうが、長く生きれるよなイメージがありましたが、ゾウにとっては違ったようです。
私たち人間も、健康に生きるためには歯を大切にして、メンタルなども気を付けていきたいですね。