ペットとしての歴史は浅く、最近になって飼われ始めたハリネズミは、日本では「ヨツユビハリネズミ」という種類のみが飼育可能となっています。
ハリネズミはなつくというよりもなれる生き物ですが、なれてくるとお腹をなでさせてくれたりと、かわいらしい姿を見せてくれます。
まずは信頼関係を築きましょう。
ハリネズミは、デリケートですので飼うときにはストレスをためないように、注意してください。
お腹を無理やり触ったり怖がらせる行動は厳禁です。
お腹がパンパンに腫れていたり、膨らんでいるときがあります。
その時は一刻を争う場合もあるため、普段から注意して見ておきましょう。
今回は、ハリネズミのお腹が腫れる原因や、対処法について書いていこうと思います。
ハリネズミのお腹が腫れた!?パンパンになっている?
ハリネズミのお腹がパンパンになっている原因は主に、「便秘」「肥満」「アレルギー」「腫瘍や病気など」様々考えられます。
これらの見分け方と対処法は下記の通りです。
便秘の場合
肛門まわりが腫れている場合は、便秘の可能性があります。
便秘の原因は、水分不足や運動不足ですので回し車やお腹のマッサージや腹筋などのスキンシップしながら、運動をさせてあげましょう。
肥満の場合
おやつの与えすぎや、運動不足で肥満になっている可能性があります。
太りすぎの場合は、餌の量や与え方を見直し運動をさせるようにしてください。
アレルギーの場合
お腹をかいてしまったために赤くなっているときには、アレルギーが出ているのかもしれません。
アレルギーの原因は、床材に使っている木製のチップなどがあります。
この場合は早急に、床材をとり替えてあげましょう。
腫瘍や病気などの場合
腫瘍の可能性もあります。
「しこり」「元気がない」「脱毛」「食欲不振」「針が抜け落ちる」などの症状を見つけたら、一刻を争うこともあるため動物病院に行きましょう。
地方の動物病院では、ハリネズミを扱っていないところもあるため、先にハリネズミの扱いがある動物病院を探しておきましょう。
まとめ
お腹が膨らんでいる場合には、比較的安全な場合と一刻を争う場合があります。
もし危険な場合と症状が一致したら、動物病院に必ず連れていきましょう。