ハリネズミは、成長する過程でかなりの本数の抜け針をします。
落ちている抜け針に、フケのようなものがついている場合には、病気が関係している可能性があるようです。
ハリネズミの抜け針の時期にフケがつく場合、どのようなことが原因でおこるのでしょうか。
ハリネズミに抜け針の時期にフケがついていたら病気なの?
ハリネズミの体には、約5000本~7000本の針が生えています。
1日10~20本の抜け針をしますが、生後3~6か月の成長期のクイリングという時期には、40~50本の針が抜けます。
赤ちゃんから大人に変わる段階でおこる抜け針なので、経過を観察しておくだけで心配はないようです。
しかし、クイリングの時期の抜け針にフケのようなものがつく場合には、病気の可能性があるので注意が必要になってきます。
針にフケがつく原因として栄養不足の可能性が!?
栄養が偏ってしまったりカルシウムが不足すると、抜け針が増えてしまったりフケがつく事があります。
このような場合には、栄養化の高いフードを与えるようにしましょう。
その他、アレルギーやダニ症でもフケがつく事があります。
ハリネズミは、針葉樹に対してアレルギーを持っているため、床材に針葉樹であるマツ、スギ、ヒノキが含まれていると皮膚炎をおこし、フケが出ることがあるので使用はオススメできません。
ダニ症とは、床材や毛布についているダニにより発症したり、ペットショップで感染していることがあります。
フケの他に、かゆみがおこっていたり食欲がなくなっている場合には、ダニ症の可能性があるので、病院での診察が必要になってきます。
また、ハリネズミの体が汚れてしまった場合、入浴させることがあると思います。
そのような場合に、シャンプーなどを使うと針の間などに残ってしまい、かぶれやアレルギーの原因になり、フケが出たり抜け針の原因になることがあるので、シャンプーは使わないようにしてください。
ハリネズミには、水に入る習慣がないので入浴させなくても問題がないようです。
まとめ
ハリネズミの抜け針の時期に、抜け針にフケがついている場合には注意が必要になってきます。
栄養不足やアレルギー、ダニ症などで皮膚炎をおこしている可能性があるので、そのような場合には動物病院へ連れて行き診察を受けることをオススメします。