ハリネズミは毎日10~20本の抜け針をしたり、成長期には1日40~50本も抜けることがあります。
針が抜けた後は、新しい針が生えてきます。
ハリネズミに新しい針が生えてきた場合、どのくらいまで伸びるのでしょうか。
ハリネズミの針について紹介していきます。
ハリネズミの針は伸びる!?
ハリネズミは体に,約5000本から7000本の針が生えています。
針は爪や被毛と同じ、ケラチンというタンパク質で作られています。
ハリネズミは毎日10~20本の抜け針をしたり、成長期には1日40~50本も抜けることがあります。
成長期の抜け針は、クイリングと言われ赤ちゃんから大人へと成長する過程でおこるものです。
大量に針が抜けて心配になりますが、全身からまんべんなく抜けているのであれば心配はないようです。
ハリネズミの針は、長いもので約18カ月(1年6か月)で抜け、生え変わっていきます。
針が抜けた部分には新しい針が生えてきます。
その場合、もともと生えていた針の色と違った色の針が生えることがあります。
ハリネズミは約92種類のカラーがあり、交配や遺伝などによって針の色が変わってしまう事もあるようです。
新しい針は、もともと生えていた針の長さまで伸びると、それ以上伸びることはありません。
針が長く伸びてしまうと、外敵から身を守る時に自分の身体に刺さり、自分が怪我をしてしまう事になってしまうからです。
ハリネズミの針は頭頂部の真ん中に針は生えていないので、人間でいうと真ん中わけをしているような生え方をしています。
ある程度の長さになったり、ある程度の期間がたったら針が抜け、また新しい針が生えてくるということが考えられます。
まとめ
ハリネズミの体に生えている針は、伸び続けることはありません。
ある程度の期間がたつと針が抜け、新しい針が生えてきます。
ハリネズミの針は、自分の身体を丸めた時に逆立つようになっています。
外敵から身を守る針なので、体を丸めた時に自分の身体に刺さらない程度の針の長さになっているようです。