縞模様の毛並みや、大きな瞳がとても可愛らしいシマリス。
シマリスという名前はどこからきたのか、きになりませんか?
この記事では、シマリスの名前の由来や学名、英語ではどのように呼ぶのかについて調べたことをまとめました。
シマリスの名前の由来は?
シマリスは、哺乳網ネズミ目リス科シマリス属に分類されているリスの総称です。
シマリスは、漢字では「縞栗鼠」と表記します。
縞模様の特徴的な毛並みが、名前の由来になったと考えていいでしょう。
体に縞模様があり、ほお袋があるのが特徴です。
主にアジアに分布していて、日本にはシベリアシマリスをよく見ることがあります。
シマリス属には24~25種類が分類されていますが、アジアのシベリアシマリスをのぞいてすべての種が北アメリカに分布しています。
シマリスは英語ではどういう?読み方は?
シマリスは英語ではTamiasと表記し、読み方は「タミア」となります。
また、シマリスをさす単語としてchipmunkと表記する場合もあり、こちらは「チップマンク」と発音します。
シマリスといえば、有名なアニメーションなどで仲間と行動するイメージがありますが、実は単独生活を好んでいます。
巣穴は小さく外敵に襲われる心配が少なく、1日平均で15時間も眠ると言われています。
また、前足を掴んでナッツを食べている姿や、ほお袋をどんぐりでいっぱいにしている姿が、可愛らしく有名ですが、実は色々な種類のものを食べます。
雑食性で、種子やナッツのほかに、キノコや昆虫、イモムシ、カエル、鳥の卵なども食べます。
木の実を得るために、木のぼりも得意ですが、ほとんど地上で探すことが多いです。
秋になると、冬支度のために餌を溜め込むことは有名な話ですよね。
シマリスの木の実の収穫と、貯蔵する習性は、苗木が地面に定着するのに役立っており、また、キノコの胞子分散の重要な媒介動物となっているため、シマリスは森の生態系に重要な役割を果たしているのです。
まとめ
いかがでしたか?
今回はシマリスの名前の由来について、ご案内いたしました。
身体に縞模様があるから、シマリスという名前なのはとても分かり易いですよね。
シマリスは森にとって、なくてはならない存在であることも分かりました。