ペットとしてうさぎを飼う方も多くなってきました。
多くの方がケージを用意して、その中で眠ったりトイレをさせたりしていると思います。
そのケージに付いているロフトと呼ばれるスペースについて、これが必要かどうか問題となっていることをご存知でしょうか？
ロフトはうさぎにとっても楽しそうな作りであるように感じられますが、ロフトはない方が良いという声が多々あるのだそうです。
一体なぜそのような意見があるのでしょうか。
そこで、うさぎのケージのロフトについてご紹介したいと思います。
うさぎのケージのロフトは危険なの？
ロフトが不要であるという意見の理由として、うさぎの体への危険性が挙げられています。
そもそもロフトは、狭いところや暗いところが好きなうさぎの為に、落ち着きやすい空間を作ってあげることが目的であったり、上り下りをすることで運動不足の解消が目的であるなどメリットがあるものとして考えられていました。
しかし、このロフトがあることでうさぎの怪我に繋がってしまう事が増えています。
ロフトから飛び降りる際に爪が引っかかって剥がれてしまったり、飛び降りた衝撃で骨折してしまう場合もあります。
そのまま半身不随になってしまううさぎもいるようです。
例えロフトの高さを低くしたとしても、怪我の可能性は消えません。
親心として、ケージの中にも遊べる場所を用意してあげたい気持ちも分かりますが、怪我の危険性を思ったらロフトはお薦めしないという意見が多いようです。
運動不足になってしまうことが気になる方もいますが、あくまでケージは寝る場所です。
もちろんトイレや餌や水も置いてあると思います。
うさぎがしっかり安全に休める場所がケージです。
ずっとケージの中にいさせるわけではありませんよね？
毎日、ケージの外で遊ばせる時間も飼い主さんなら取っているはずです。
そこで思う存分、遊ばせて運動させる時間があるなら、運動不足もストレスも程々に解消できているので問題はないのです。
まとめ
うさぎの為を思って付けていたケージのロフトには、うさぎを苦しめてしまう可能性があることが分かりました。
ロフトで怪我をして、酷いとショックで命を落としてしまうこともあるかも知れません。
運動不足になる心配は、毎日の遊びの時間で解消してあげましょう。
うさぎの為に安全な環境づくりをして、危険性はなるべく私たちが除去していかなければなりません。
しかし、ロフトがお気に入りだったうさぎもいるはずです。
危険性を知ったから一気に外したいところですが、大好きなロフトが無くなって寂しがるうさぎもいます。
その場合は、徐々にロフトのない時間を増やす作戦が良いかも知れません。
危険性はありますから、飼い主さんの目が常に届いている時だけ付けて、仕事や就寝時間の時は外すなど、段階的にロフトのない生活に慣らしていくと良いでしょう。
