うさぎを飼っている方に聞くと、うさぎは結構落ちることが多いようです。
落ちる、というより落とす事でしょうか。
抱っこしたら暴れて落としてしまったという相談があちらこちらのサイトで見かけられました。
抱っこというと立って抱っこすると胸の高さになりますね。
そうするとうさぎにとってはビルの5階くらいの高さになります。
恐ろしい・・・。
そんなときの対処はどうすればいいかということを考えてみました。
うさぎを抱っこしてて落ちてしまった
うさぎは骨が軽く柔らかいので骨折しやすいので、骨折は気を付けたいですが、骨折よりも内臓が破裂していないか考える方がいいでしょう。
骨は何ともなかったから、と放置するとじわりと出血する内臓のケガがあり、数時間で命を落とすこともあります。
骨折が心配ですが落ちた時の体の打ちどころなどで、いろいろな障害が出てきます。
頭からお腹まで気になる病気
頭を打っているようなら、頭蓋骨骨折による脳挫傷や脳卒中です。
背骨を打っているようなら脊椎損傷でしょう。
すぐに起き上がって歩いたから大丈夫だとは言えません。
内臓でもどこを打っているか分からない時はまず獣医さんに診断してもらうのがいいと思います。
弱みを見せまいとするうさぎ
ケガをして苦しくても弱みを見せまいとするうさぎが多いようです。
何ともなかった、と安心しないですぐ獣医さんに診察を受けましょう。
獣医さんは骨折よりも聴診器を当てたり、眼を見たり、口の中を覗いたりします。
診察を見ているとドキドキしますが、骨折よりも重要な病気を調べているので、邪魔をしないようにします。
抱っこの他に気を付けたいこと
抱っこを嫌がるのでめったに抱っこはしないと言う方もいらっしゃいますが、気を付けたいことがあります。
ジャンプ力のあるうさぎは、いたづらっ子なら自分で高いところに飛び乗って落ちるということもあります。
ソファに乗っていて、何かに驚いて落ちたということもあります。
すぐに元気になったからといっても、餌をたべなかったり、頭が傾いていたり何か様子が変ということがあります。
そんな時は迷わず診察を受けるようにしてください。
まとめ
大人になると大きな猫くらいの大きさになるうさぎですが、高くジャンプできるように骨は軽く柔らかいのです。
うさぎの習性をよく知って、うさぎにとって快適な環境と事故のない生活を用意してあげましょう。
これが小さな家族に対する一番の愛情だと思います。