毎朝、毎晩と可愛らしい仕草で私達を、癒やしてくれるうさぎさん。
そんな愛うさぎの動作がぎこちない、と感じることはありませんか。
いつものように元気な気がするけれど、何か様子がちがうような感じがする。
それはもしかすると、怪我や骨折かもしれません。
うさぎの足が怪我や骨折してるかもしれないときは?
まずは、うさちゃんの様子を良く観察しましょう。
なぜなら体に不調があっても、うさぎは他に対して弱みを見せたりしません。
これは捕食対象という、ルーツがそうさせるためです。
怪我や骨折をしていても、なかなかそれらしくは振る舞わないのです。
観察のポイントは、前足と後ろ足をそれぞれ見ることです。
前足はまず、うさちゃんを正面から見ましょう。
左右どちらかを浮かせていたりしていませんか。
後ろ足はどうでしょう、どちらかの足先を横に出していませんか。
また、ケージの中に見慣れない爪のようなものは落ちていませんか。
だっこを嫌がらないなら、前足、後ろ足とも毛の中まで見てみましょう。
爪が剥がれているかもしれません。
これらが見られるなら、怪我や骨折の可能性があります。
原因は何?対策はどうすればいい。
原因はいろいろありますが、たとえばケージの金網に足をはさんでしまう。
お部屋でのうさんぽ中に、どこかからか飛び降りてポキっとしてしまう。
何かに足を取られて爪を剥がしてしまう、などが考えられます。
お部屋の中は、うさぎにとって面白そうなものばかりです。
好奇心で、なんでもやってしまうのです。
では安全に遊ばせるにはどう、対策をとったらいいでしょうか。
まずはケージの環境の見直しです。
購入してきたまま、ケージを使用していませんか。
ケージの床部分が、糞の処理がしやすい穴あき鉄板ではありませんか。
これは取り外しましょう、なぜならうさぎが足を引っ掛ける原因になるのです。
面倒でも、ペットシートに干し草やチモシーを引いてください。
うさぎはとにかく足が弱い生き物です、良いお家を考えましょう。
お部屋での放し飼いやうさんぽの対策としては、とにかく片付けです。
突進してぶつかっても大丈夫なように、硬いものは置かないようにしましょう。
できれば、放し飼いやうさんぽ用に空間を作ってあげられると安全です。
怪我や骨折の対処法はどうする?
ケガしている、骨が折れているというなら、今すぐにでも病院に行ってください。
うさちゃんの下半身の異常は、命にかかわります。
大切なペットのためにも早く手当してあげてください。
まとめ
うさぎの動作や仕草がいつもと違うようでしたら、ケガや骨折の疑いがあります。
前足、後ろ足ともよく見てください。
足の裏も、よく毛をかき分けチェックしましょう。
うさぎの下半身の不具合は、重篤な結果をもたらすことがあります。
元気に見えるようでも、すぐにアニマルクリニックに受診してください。